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シャンデリゼをまっすぐ行くと、 右の写真のラ・デファンスに突き当たって、 グランダルシェのところに行きます。 非常に長い都市軸です。
左の写真は、 パリの郊外にあるニュータウンの1つであるセルジー・ポントワーズです。 アックス・マジャール(大都市軸)といって、 幅が160mぐらいある都市軸を作っています。
写真の奥の方をよく見るとちょっと高くなっています。 その高くなっているあたりがラ・デファンスの超高層ビルです。 ですから、 シャンデリゼの延長の都市軸が、 左側の写真でいきますと、 右の方へ、 セーヌ川のところまでいく。 アックス・マジャールの方も、 ずっとまっすぐセーヌ川まで行って、 セーヌ川の中の島の上で交わるように作られているのです。
ですから、 非常に壮大な都市景観、 スーパー都市スケールの景観を、 この都市軸、 つまり道路によって作っているわけです。 そういう形で、 土木が都市環境づくりに貢献しています。