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写真33
左側は宇治川です。 宇治の平等院の前のあたりです。 このような仕上げを、 護岸にしてしまうわけです。 一見きれいなんですが、 こういった仕上げはそれこそディズニーランドにある池みたいな感じです。 非常におかしい。 これが川だとはおもえないデザインです。
右側も同じ宇治川ですが、 非常にお金をかけて改修をしているのですが、 まっ平らな石積みにしてしまっています。 鴨川あたりの護岸とはずいぶん違います。 これを設計したコンサルタントの人に、 「なんでこんなことをやったんや。 もう少しカーブをつけて、 丸みを持たせてやったらどうや」と聞いたら、 「計画の段階ではそういうことを考えていんだが、 いざ、 施工する段階で、 時間もないからということで、 現場が、 えい、 やっと、 やってしまった」ということを言っていました。 そういう、 土木作りの体制自体に、 大きな問題があるということです。
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