アジア太平洋の地域の都市環境デザインの新しい流れ
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国際化した集落

画像ikoh08 改行マークケマン(Kemang)という地区です。 特別開発地区と呼ばれています。 ここでは1960年から1970年までは最低3000m以上でなければ土地が買えませんでした。 その後1000mが最低となりましたが、 いずれにしてもお金持ちしか買えなかったのです。 開発を促進するためのルールでした。

改行マークそのため今では大きな建物や独立住宅が立ち並んでいますが、 主に外国人に貸されています。 カフェやサロン、 レストランやディスコなどが集まり、 外国人や偉い人たちが夜まで集まる地区となっていて、 交通渋滞を引き起こしています。

改行マーク昨年(1997年)に調査したら、 70〜90%が建築ルールを守っていないことが分かりました。 2階までしか建てられないのですが、 3階や4階も建てられています。 どうするかの議論では、 今となっていは現状が自然な状態であると認識し、 新しいアーバンデザインのルールを作ろうという話になっています。

改行マークいろいろな変な形の建築がある地区です。 いい建築もあります。

画像iks039 改行マーク建築としては良いファサードだと思います。

画像iks040 改行マークカフェも入っています。 デザインはあまりよくない。

画像iks041 改行マークこれはアメリカぽいですね。

画像iks042 改行マークNEW-LOOKというポストモダンぽい建物です。

画像iks043 改行マーク外国レストランなど、 外国みたいな機能をもっている建物です。 日本レストランや台湾、 タイレストランも入っています。

画像iks044 改行マークこれはバリのディスコです。 夜まで外国人が車でやってきて交通渋滞が起こっています。

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