アジア太平洋の地域の都市環境デザインの新しい流れ

都市環境デザインセミナー　98年第2回記録 アジア太平洋の地域の 都市環境デザインの新しい流れ ＊　＊　＊ 貴方は人目(98.10.25〜)の訪問者です。 ＊　＊　＊ 　 ワヤン博物館（インドネシア）／基隆河の河川改良事業による新生地の模型（台北） 　太平洋アジア地域においては、 経済や開発状況が揺れ動いているが、 その中で新たな都市環境形成に関する努力が続けられている。 今回は、 台北およびジャワのジョクジャカルタから講師を迎え、 それぞれの地域の状況をお話しいただくとともに、 意見を交換し、 都市におけるアジア的なものについて考えました。 セミナー委員長　鳴海邦碩 ◇司会　鳴海邦碩（大阪大学） ◇講師　陳　亮全（台湾大学） 　　　　イカプトラ（ガジャマダ大学・インドネシア） 日時：98年3月23日（月）　午後18時00分〜20時00分 場所：中央電気倶楽部会議室 主催：都市環境デザイン会議関西ブロック 　　　日本都市計画学会関西支部国際交流委員会

　

目　次 　 ジャカルタにおけるアーバンデザインの現在 ガジャマダ大学講師／イカプトラ 　 はじめに 古いジャカルタ 歴史的中心地区のオープンスペース ウォーターフロント 植民地時代の住宅地での開発規制 中心業務地区（Central BuisinessDistrict：CBD） 再開発で総合的に開発されたCBD 国際化した集落 伝統的な集落 ジャカルタのアーバンデザイン制度 質問 　 台北の都市設計（アーバンデザイン） 台湾大学／陳　亮全 　 はじめに ２　台北市の都市設計が始まった背景 １　都市の形成経過と空間形態 ２　既存都市計画手法の限界 ３　台北市都市設計の実施過程 １　初期の模索（〜1980） ２　制度化が動き出す（〜1985） ３　適用対象の拡大（〜1991） ４　制度の充実へ（〜1995） ５　新しいうごきと住民の参入（1996〜） ４　台北市都市設計制度の適用範囲 都市設計審議地区の例 大規模建築物の例 大規模や重要な公共施設と公共工事の例 公共事業附属物 ５　都市設計審議地区の指定と審議制度 １　審議地区指定の作業 ２　審議作業の流れ ３　審議委員会の構成 ６　都市設計の事例 １　基隆河河川改良による新生地の例 ２　実施された例�｢信義計画地区（副都心地区） ７　おわりに １　検討 ２　展望 質問