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 これは台北市市街化区域の拡大の様子を示した図です。 最初には、 西側の淡水河を利用して都市活動が始まったので、 河沿いにマンカと言う最初の市街地(今日の萬華)ができました。 その後、 清が台北城を築き、 その中には当時の役所が置かれました。 それから先ほど述べたように、 1889年に日本が統治をはじめた(以下この時期を日拠時代と称している)のですが、 左上の図はその直後の1900年の様子です。
 日拠時代になってから、 市街地が東側へ拡がり、 上の真ん中と右側の図が、 1920年と1945年の状態です。 日拠時代は東側の農業潅漑用水(瑠公用水路)があった辺りまで広がり、 第二次大戦後は、 下の段の図のように、 市街地が短期間に、 一気に周辺部へ広がりました。

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