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 この表は審議作業のフローです。
 簡単に説明すると、 まず申請に必要な図面、 書類等を揃え、 都市発展局の窓口に申込み、 審議委員会幹事会の初審の時間がセットされます。 次に、 幹事会の初審を受けますが、 ここでは主に図面や書類のチェック、 設計内容の基本条件、 例えばデザインガイドラインや一般法規を守っているかどうかなどの検討を行ないます。 また、 幹事達が自分の所管の業務内容について、 又、 それぞれの専門知識に基づいて、 デザインの内容、 例えば、 公園処の幹事はオープンスペースの植栽に対して意見を出します。 幹事会は関連部局の課長や係長により構成されています。 幹事会の初審が通れば、 審議会に提出し、 委員達の審議を受けます。 もし通らなかったら、 差し戻され、 修正したあと再び申込むこととなっています。
 当初は幹事会手続きに必要な時間が決められていなかったため、 いろいろと揉めたことがありましたが、 今は2週間と定めています。 そして審議会に持ち込まれると45日間で結論を出さなければなりません。 約1ヶ月に一度審議会を開きますが、 大規模なものや重大な計画に対しては、 半日かけても3つか2つしか審議できません。 そのため、 このような計画については、 先に小委員会を設けて、 予備審議(一回から数回まで)を行っています。 そこで結果を得られてから大会に移し、 全体委員の審議を受けます。 この場合小委員会の意見が多くの場合尊重され、 審議効率が高まっています。
 一般(大規模なものを含む)の建物は審議会(大会)を通らなければならず、 駄目なものは持ち帰りとなります。 また、 審議対象となるものは都市デザインの審議が通らなければ、 建築の許可がおりない仕組みです。

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