〈復興景観の問題点―建物・街並み〉
(6)工業化住宅の露出による街並みの画一化
- 従前は門、 塀、 植栽が街並みを構成していたが、 再建住宅では植栽など外構が削られ、 あるいは敷地一杯に建築される。
- 3階建てが増え、 住宅の平板な立面がより大きく目立つようになった。
- そのため、 道路と建物とが直接接し、 プレハブ住宅などの外壁が露出・連続した画一的な街並みが構成されている(街並みのプレハブ化)。
- 緩衝空間としての外構空間が縮小・省略されたため、 道路との間に過度な緊張関係が生まれている。
〈西宮市・門戸地区〉