島の稜線にあたる山上は、 妙見や石神が祀られており、 淡路では今もタテヤマノボリといって、 正月にほとんどの島民が登っています。 そういう伝統的風習も、 農村部ほど強く、 漁村の方は意外にあっさりしていて信仰が薄いというような状況があります。 こうした淡路島の風土特性の中で、 最初に見たような瓦屋根の家屋を中心に現在再建されているわけです。 阪神間に比べ淡路の漁村部の再建の特徴は、 以下のような点が挙げられます。
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