図5 水の庭園(1階平面図)と木柵詳細断面図 |
それと、 敷地の東側の隣地との境界ですが、 ここには結構力を入れました。 普段は絶対誰も見ないのですが、 その分、 野鳥の通過とか休息があるだろうと考えて、 ツバキ類を植えました。 そういうふうに隠れて、 人間には死角になって関係のないところを、 野鳥とかその他の生物がどういうふうに利用するのか、 これは野鳥の会の方にアイディアをもらいながら、 詰めていったわけです。
それから西側ですが、 ちょうどそのすぐとなりが自然情報センターですから、 野鳥の会の方々が管理できるようなスペースにして、 植物を育成していただくということになっております。
あとは、 これは僕の実験だったわけですが、 南側緑地部分に排気設備の外壁があるんですが、 そのまわりにトレリスを作りまして、 いろいろな草を植えてみました。 やっぱり当初の半年か1年でずいぶんと枯れました。 そういう多少の実験もさせていただきました。