都市緑化の可能性
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光りの庭の考え方

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図7 光の庭(屋上平面図)
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図7 光の庭(屋上植栽基盤詳細図)
改行マーク図7の屋上中央部に太陽パネルがありまして、 左右には人工土壌を入れて、 植栽しました。 NEXT21ができあがった年と、 その次の年はずいぶん降水量が少ない年で、 大阪の緑もずいぶんやられました。 それでも一生懸命水をやったのですが、 かなりの高温が続いたために枯れたものもありました。

改行マーク人工土壌ですが、 当初は、 植栽を支えるものがなくてずいぶん迷いました。 まわりにも結構ビルがあって風が強く、 おまけに幹が直径7cmぐらいのもでしたから、 どういうふうに保全したらいいのかというとっかかりがなかったのです。 とりあえず、 網筋を全部に敷いて、 全体で動いてもいいけれども倒れない、 というような構造を工夫したわけです。 それでも、 幹が大きくなるまで管理の丸谷さんにいろいろなご迷惑をかけました。

改行マークそれから、 中央の下の部分については、 当初の案では、 エレベータを下りて、 廊下庇があって、 雨に濡れないようになっていたのですが、 急にネットにしようという案が内田先生から出ました。 こちら側はしめたと思ったわけです。 傘をさすのですかという話もあったのですが、 ツタを巻き付けることになり、 今、 フジが巻き付いています。 こちらにとっては願ってもないことだったわけですが、 そういうことが6階が立ち上がってきたときに、 起こったわけです。

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