コリドールの内部まで、 段差を作らないで同一平面のバリアフリーのフロアとして設計しました。 右の写真のように一つのパターンがコリドールの内部まで一体化しています。 その結果、 コリドールと街路が一体の庭のような空間となります。 そうしますと、 この薬局の奥さんが、 室内の緑を出してこられて、 緑が徐々にまちに広がっていくという生活作法が生まれてきます。 こんな小さな出来事が住んでいる人々の生活風景が街の個性を生み出す契機となるのではないでしょうか?
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