佐保川の風景です。 奈良の市街が向こうに見えています。 護岸の様子が変わってしまい、 高層ビルで向こうの東大寺が霞んでしまっています。
○写真(p.60)
これも護岸が変わってしまった例です。 秋篠川です。 今はコンクリートブロックとガードレールが目立っています。 薬師寺の三重の塔も形無しです。
○写真(p.132)
同じく水辺の風景ですが、 この例ではコンクリートで覆われて川がなくなってしまっています。
○写真(p.74)
水辺の変化
法然寺付近(入江さんが左、新しい写真が右/出典/『うつろいの大和』(朝日新聞奈良支局編、かもがわ出版、p74)
次はもっとも印象的に変化した法然寺の付近です。 川がコンクリートでカバーされ、 ガードレールができ、 電柱が建っています。
これは小川の付近が保存地区からはずれていたためです。
○写真(p.10)
薬師寺です。 塔が再建されています。 池の護岸がコンクリートに変わってしまっています。 劇的な変化です。
○写真(p.22)
有名な法隆寺の近くです。 新しい写真ではかつての池が埋め立てられ観光バスの臨時の駐車場になってしまっています。