夕方の通りには車が目立ちます。 街道筋の町並みは修景されても、 生活は近代化している。 多くの人は松本市へ通勤しており、 まげや塗りなど伝統的産業を継承する人は少なくなり、 住宅内の使い方は変化し、 車利用が普通になっています。 車は伝統的な街道の雰囲気を変えています。 しかし街道筋の家々も長い歴史の時間の中で手を加えられており、 いつの時代を保存するのか、 変化も含めて蓄積されたものとして歴史的環境があります。
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