the Urban Enviornment Design Seminar, Yogyakarta
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文化財として保存されている町

奈良井(長野)

画像kos001 改行マーク奈良井の町並みです。 ここは江戸時代に、 中山道の宿場町として栄えたところです。 通りに民宿や店が並び、 店の2階は住まいになっています。

画像kos002 改行マーク山間を流れる奈良井川の谷筋の街道沿いにできた集落で、 鳥居峠越えの拠点になっていました。 江戸時代からの宿屋が1件残っています。

画像kos003 改行マーク峠のほうに向かう道の町並みです。 この町は伝統的建造物群保存地区に指定され、 文化財保護法に基づく歴史的建物の保存と環境整備が行われてきました。 歴史的な景観を再生するため電柱は街道筋から裏側に移設されました。 指定文化財として保存する建物以外の建物についても、 ルールを決めて修復保全をしてきています。 通りの表は歴史的環境が保全されています。

画像kos004 改行マーク夕方の通りには車が目立ちます。 街道筋の町並みは修景されても、 生活は近代化している。 多くの人は松本市へ通勤しており、 まげや塗りなど伝統的産業を継承する人は少なくなり、 住宅内の使い方は変化し、 車利用が普通になっています。 車は伝統的な街道の雰囲気を変えています。 しかし街道筋の家々も長い歴史の時間の中で手を加えられており、 いつの時代を保存するのか、 変化も含めて蓄積されたものとして歴史的環境があります。


今井町

画像koo01 改行マークこの今井町は、 17〜18世紀に栄えた寺内町です。 奈良にあります。

改行マーク日本では都心周辺のスプロールによって歴史的都心の境界はわからなくなっていくのですが、 環濠を巡らせている今井町では、 今も町の境界がはっきりしてますし、 室町時代の街割りが残り、 伝統的様式をもつ民家や商家が並んでいる。

画像kos005 改行マークここも伝統的建造物群保存地区に指定されています。 写真は重要文化財指定されている商家(上田家)です。

画像kos006 改行マークこれも重要文化財指定されている酒造業(河合家)の商家です。 今井でも多くは店と住居のある町家が並んでいます。

画像kos007 改行マークまちの中の通りはどれも狭く、 折れ曲がりやT字路が多い。

改行マーク日本の建築基準法では建物は4m以上の幅員のある道路に面していなければならないのですが、 伝建地区については、 特別な対応がされています。 道の整備も現道のまま行われました。 現在の建築基準法は歴史的環境には合わないものです。 もちろん防災や日照などの居住環境も現在の基準に合わないのですが、 人は住んでいるのです。 歴史的環境の価値と現在の安全性や快適性の評価をどう考えるか。

画像kos009 改行マークこれは新しく建てられたアパートです。 歴史的市街地にあるので、 まちの雰囲気を守るデザインになっています。 ここでは建物の修復・更新についてのガイドラインがあります。

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