居留地時代には、 木造2階建ての商館が並んでいましたが、 昭和初期頃に、 ほとんどが洋風石造建築に建て替えられていきました。 多くは当時の神戸経済を支えていた海運業の事務所ビルでした。 これらは木造2階建てと違ってある程度の規模があり、 戦後の都心機能の変化にも対応でき、 今も事務所や店舗などに使われています。 この重厚な洋風石造建築が並ぶ街並みを歴史的都心景観として守り育てる動きが生まれていました。
学芸出版社ホームページへ