歴史的都心の形態的保存と都市活動への対応
保存について今日は二つ問題が話題になっていたと思います。 フィジカルな保存と、 そこでのアクティビティです。 この問題を日本の都心について考えてみたいと思います。
日本の歴史的都心は、 その時代の新しい都心機能の必要に応じて変化してきました。 大阪はもちろん京都や奈良でもそうです。 ヨーロッパのように古い中心が残るのではなく、 もとの中心の上に新しい都心が形成されます。 古い都心は壊されて、 近代的都市機能の要請に対応して新しい事務所ビルが建てられてきました。 大都市では、 こういった経済的な力や社会的な需要に応じて、 まちのかたちを変えてきたのが歴史です。