これも民有公共から出てきた発想の一つだと思います。 シアトルの海洋大気研究所の敷地を公共空地にしていて、 散策路やジョギングコースがあるのですが、 5人のアーティストに依頼を受け作品を並べています。 散策路沿いに芸術作品があるというのは一般的なパターンですが、 ここではこれらがあるがために単なる公開空地がまさに庭園になっているということを見てほしいと思います。 これはダグ・ホリスの「風のオルガン」という作品ですが、 質の高い丁寧につくられた空間です。
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