どうすれば元気に暮らせるのか
被災地で生活支援に取り組む病院長が熱く語る
高齢者の心を支えるのは、
自立できる住まい、噂話ができるコミュニティ
公的介護保険や、これからの社会保障をめぐるさまざまな議論は、超高齢社会の実相を本当に捉えているのだろうか。超高齢社会とはどんな社会なのだろうか?
その解答を知りたければ、初めての高齢社会型災害であった阪神大震災とその復興過程での様々な出来事をつぶさに見ていただきたい。
仮設住宅や災害復興公営住宅には、日本がやがて体験する超高齢社会が10年、20年早く現れていた。緊急事態のなかで孤独死をはじめとするさまざまな問題に取り組んだ行政や住民、NPOの人々の努力のなかにこそ、超高齢社会へのさまざまな知恵があった。
シルバー住宅やコレクティブハウジング、生活支援員や高齢者支援センターなど、先駆的に取り組まれた様々な試みから超高齢社会の地域福祉を考える。
詳細資料
詳細目次
はじめに
あとがき
著者紹介
著者による「きんもくせい」寄稿論文(うわさ話の収集)
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