いろいろ言われていますが50〜200mSvという量が一般的です。この値になったらみんなガンになってしまうというのではなくこれを越えるあたりから自然に発生するガンや白血病の値よりも数字としてわかるようにわずかずつ増えてくるというだけである。
自然発生の白血病の場合約10万人に5人とか6人とか言われていますがこの数が200mSvを越える頃から少しずつ増加してくるのがわかるといった程度です。では通常の検査ではどの程度の放射線を浴びるのかといいますと施設によって差がありますが胸のエックス線撮影でおよそ0.05から0.1ミリシーベルト比較的線量の多い注腸検査でも8ミリシーベルト程度です。またもし妊娠に気づかずに検査を受けてしまった場合でも胎児が100ミリシーベルト以上の放射線を受けないと何らかの影響は現れません。下腹部の被ばくが比較的多い腰のレントゲンを5枚撮ったとしても胎児が受ける線量は10ミリシーベルトにもなりません。通常の検査を受けたくらいでは何の心配も要らないのです。

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