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新撰組でにぎわう誠 のまち 壬生界隈

◆京都・壬生のまち 四条大宮から西南側でJR山陰線の高架あたりまでに位置し、友禅染の工場や普通の民家が並ぶ一角に壬生寺がある。
◆文久3年(1863年)江戸から将軍警護の目的で浪士団が上洛し、壬生村の新徳寺や八木邸などに屯所を構えて居つき、新選組となる。壬生での滞在は西本願寺や伏見などに屯所を移すまでの約2年間。ここは近藤勇はじめ土方歳三、沖田総司などの若き浪士が活躍した、いや、斬殺、拷問、切腹といった、血なまぐさい逸話をいっぱい残こしたまちである。今も随所に往時の姿をとどめており、見ることが出来る。
◆京都では壬生といえば、節分や壬生寺の壬生狂言を一番に思い浮かべる。もちろん新選組の歴史は有名ではあったが、大河ドラマ「新選組」が始まって以来、町おこしを図るNPO法人なども発足し、静かな町が一変、観光客で賑合う町となっている。
◆シリーズ・テーマ「まち」で この新撰組大河ドラマで様変わりしている今の壬生の町のほんの一部を人と共に撮ってみた。

八木邸前
今、狭い壬生の町は新選組ツアーで
人が押し寄せている。青い陣羽織を
着たガイドが浪士の口調で威勢のい
い案内をしてくれる。左が八木邸入口、
右が前川邸
新徳禅寺 もどる
新徳寺 清河八郎に率いられて浪士
が始めて上洛して近藤らが京都残留
を決め新選組となる。新選組スタート
の地である。中は公開されていない。
尊攘建白書提出の大演説がうたれた。
壬生寺 もどる
壬生寺の境内 「壬生狂言」で有名な
庶民的なお寺。当時は新選組の兵法
訓練などが行われていたが、沖田総司
が近所の子供と鬼ごっこをして遊んいた。
境内には近藤勇の胸像や新選組隊士の
供養塔、芹沢鴨ら隊士の墓などがある。
新選組ツアーの中にこんな殺陣のサー
ビスを見ることもあるもある。
臨時出店 もどる
旧前川邸の駐車場 休日は臨時の出店と
なる。郵便局の出張所も開店している。正
面奥の土蔵が拷問取調室であった所。
坊城通り もどる
壬生のメイン道路坊城通りも大変狭くバス
ガイドさんも大忙し。八木邸は屯所に使わ
れていた部分は見学が出来る。八木家で
は京菓子店も営んでおられ、屯所餅が名
物になっている。1000円で見学すると抹茶
と一緒に出てくる。
陶器店 もどる
みやげもの店  松本陶器舗
奥に土瓶や湯呑が並んでいる陶器屋さん。
節分の頃はホウラクの販売で大変忙しい。
キティちゃんも誠バージョンになったグッズ
がいっぱい並んでいる。
旧前川邸 もどる
旧前川邸 八木邸の向かいで同じく屯所
になっていた。443坪という広大な屋敷で
土蔵も2棟ある。山南敬助が隊規を破って
切腹した部屋とか池田屋事件で古高俊太
郎を拷問した土蔵とかが今もあるが現在
は公開されていない。(田野製袋所として
仕事と住居として使用されている)ただし、
土日祭日には玄関にて邸内を紹介した絵
はがきを新選組グッズと共に販売されて
いる。
京屋忠兵衛 もどる
新選組御用達・京屋忠兵衛 
壬生寺の横にある新選組グッズの専門店。
刀紋まで本物そっくりの模擬刀とか勇が使
ったどくろの刺繍の入った稽古着(非売品)
など通をもうならされる本格グッズの数々
がいっぱい。
京屋忠兵衛とは大坂天満橋近くに船宿
を構えた京屋の主人。京屋は新選組の
大坂での定宿となっていた。
   
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