カムから戻って...
   

(仮題)GRPでエンジンの有効回転数の下限が拡張されるなぞ(3)
サブタイトル:カムから戻って...


セルボのエンジン、ミッション、デフにGRPを添加してからすでに数千km走りました。
添加してすぐにノッキング開始回転数が下がったのは以前書いたとおりです。

基本的に4気筒セルボのエンジンはまわしてなんぼの高回転型なので低速トルクの細さはもう...でした。
まわせばそこそこ力は出るのですが...。
SUZUKIがセルボ系4気筒エンジンを見限ったのは低速トルクがどうしても稼げずオートマ車の設定ができなかったため、とのうわさを聞いた事もあります。話を聞いて説得力感じてしまいました。
今は5速/アイドル回転(1000rpm前後)でアクセルを開けても以前のようながくがくは起きません。以前はまったく使えなかった領域での話しです。
といってもトルクは僅かしか出てないので加速そのものは極めて緩慢です。
しかし、添加以前には現実的に使えなかった領域が使えるようになったので運転はうんとしやすくなりました。私はこの点を大きく評価しています。
ここまで低回転時の回転マナーが変わる添加剤を他に知りません。
他には無いGRPの特徴だと思います。

「GRPでエンジンの有効回転数の下限が拡張されるなぞ」を思い立った理由は、
セルボに起きた現実/現象を目の当たりにして、私自身とても不思議に思ったからです。
いままで試したオイル添加剤にこのような疑問を抱かす程の変化が起きるものはありませんでした。
エンジン低回転域での振る舞いの変化に注目して、エンジン内部で何が起きてこのような変化がおきたのかと愚考(妄想)してみた次第です。


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