型押しその2・チャンネル操作
作成:03.14.1998
改訂:--.--.--
チャンネル操作による型押し文字です。照明効果と違って、材質の感じが変化しないのが特徴ですので、紙のテクスチャなどに適用していただくのもよいかもしれません。
- 材料 特になし
- 道具 Adobe Photoshop4.0J
- 新規ファイルの作成
今回はPhotoshopで200×100ピクセル、72dpiのファイルを新規作成し、オレンジ色で塗りつぶしておきました。
- 文字の入力
文字マスクツールで文字を入力します。ここではHelvetica
Blackの120ポイントを使用しています。
- 選択範囲を記録
[選択範囲]メニューの[選択範囲の記録...]で選択範囲を#4チャンネルに記録します。
*Photoshop5.0以上では、「アルファチャンネル1」という名前になり、以降同様に「アルファチャンネルn(nは数字)」という名前で追加されていきます。
- チャンネルに移動
チャンネル・パレットの「#4」をクリックしてアクティブにします。
できたら[選択範囲]メニューから[選択範囲の解除]を選んでおいてください。
- チャンネルを複製
チャンネル・パレットのメニュー(右上の三角マーク)から「チャンネルの複製」を選択して「#5」チャンネルを作成します。チャンネルパレットは左図のようになっていると思います。
- ガウスぼかし
[フィルタ]メニューの[ぼかし]から[ガウス...]を選びます。今回は1.5ピクセルを適用しました。
- エンボス加工
[フィルタ]メニューの[表現手法]から[エンボス]を選びます。
今回は角度135度、高さ3ピクセル、100パーセントで適用しました。
- コントラスト調節
[イメージ]メニューの[色調補正...]から[自動レベル補正]を選びます。
- エンボスされたチャンネルを複製
チャンネル・パレットのメニュー(右上の三角マーク)から「チャンネルの複製」を選択して「#5」チャンネルから「#6」チャンネルを作成します。
- エンボスされたチャンネルを反転
[イメージ]メニューの[色調補正...]から[階調の反転]を選びます。
チャンネルパレットをクリックして「#5」に戻っておきます。
- コントラスト修正・その1
[イメージ]メニューの[色調補正...]から[レベル補正]を選びます。
ダイアログの右下にある、黒のスポイトマークをクリックしてから、画像の背景部分をクリックします。
「#5」チャンネルは左の図のように真っ黒になりますが、それでかまいません。
- コントラスト修正・その2
「#6」チャンネルに移動します。
先のステップと同じ手順で、背景部分を真っ黒にします。「#6」チャンネルは左図のようになるはずです。
- RGB作成・シャドウ作成
チャンネルパレットの「RGB」をクリックして、RGBチャンネルに戻ります。
[選択範囲]メニューの[選択範囲の読み込み]で「#5」チャンネルを読み込みます。
[イメージ]メニューの[色調補正]で[明るさとコントラスト]を選択します。「明るさ」を-50に落とします。
- RGB作成・ハイライト作成
[選択範囲]メニューの[選択範囲の読み込み]で「#6」チャンネルを読み込みます。
[イメージ]メニューの[色調補正]で[明るさとコントラスト]を選択します。「明るさ」を50に上げます。
できあがり
おまけ
Photoshop4.0J用アクション
使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 選択範囲に対して、上記の効果を適用します。新規ファイルの作成から選択範囲の設定(文字マスクによる入力)までを手動で行った後、ご利用ください。
重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
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