内側波(Photoshop6.0)

作成:8/13/2001
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文字の内側にジグザグ波形の立体的な模様をいれてみます。

  • 材料 特になし
  • 道具 Adobe Photoshop6.0以上


  1. 新規ファイルの作成
    今回はPhotoshopで200×200ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。

  2. 新規レイヤーを作成
    レイヤーパレットのメニュー(パレット右上の三角マーク)から[新規レイヤー...]を選んで新しいレイヤー(レイヤー1)を作成します。


  3. 文字マスクツールで文字を入力
    文字マスクツールで文字を入力します。ここではImpactの200ポイントを使用しています。
    小さい文字や細い文字では、うまくいきませんので、注意してください。

  4. 50パーセントグレーで塗りつぶす
    続けて[編集]メニューの[塗りつぶし...]を選択し、使用色:50%グレー、不透明度:100パーセントで実行します。



  5. レイヤーをもう一つ追加する
    レイヤーパレットのメニュー(パレット右上の三角マーク)から[新規レイヤー...]を選んで新しいレイヤー(レイヤー2)を作成します。

  6. 選択範囲を縮小
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を変更]から[縮小...]を選択します。
    縮小量に4ピクセルを指定します。

    選択範囲の境界線が少し縮みます。

  7. また50パーセントグレーで塗りつぶす
    [編集]メニューの[塗りつぶし...]を選択し、使用色:50%グレー、不透明度:100パーセントで実行します。

    レイヤー1とレイヤー2の色が同じのため、この時点では、画面上での変化はみられません。

  8. ジグザグフィルタの適用
    [フィルタ]メニューの[変型]から[ジグザグ...]を選択します。
    タイルの量に「-10」、折り返しに「3」、スタイルに左上、右下方向」を指定します。
    これらの値はお好みで変更していただいてもかまいません。

  9. 選択範囲を解除
    [選択範囲]メニューの[選択を解除]で選択範囲を外しておきます。
    まだ画像に変化はありません。

  10. シャドウ(内側)レイヤースタイルの適用
    [レイヤー]メニューの[レイヤースタイル]から[シャドウ(内側)...]を選択します。
    設定は規定値のままにしておきます。

  11. シャドウ(内側)レイヤースタイルの適用
    続けて、ダイアログボックス左側のリストから「べベルとエンボス」を選択して、スタイルに「ピローエンボス」を選択します。
    他の設定は規定値のままにしておきます。

  12. カラーオーバーレイ レイヤースタイルの適用
    さらに続けて、ダイアログボックス左側のリストから「カラーオーバーレイ」を選択します。
    描画モードに「覆い焼きカラー」を選択し、好きな色を選択(小さな色見本の部分をクリックして選択)します。
    この例では青色を指定しました。

  13. グラデーションオーバーレイ レイヤースタイルの適用
    さらに続けて、ダイアログボックス左側のリストから「グラデーションオーバーレイ」を選択します。
    描画モード「乗算」、不透明度に「60」、グラデーションには「黒から白」を選択します。
    他の値は、お好みで設定してください。

    ここまでで、画像は図のようになっていると思います。

  14. レイヤーを移動
    レイヤーパレットで「レイヤー1」をクリックしてアクティブにします。

  15. ドロップシャドウ レイヤースタイルの適用
    [レイヤー]メニューの[レイヤースタイル]から[ドロップシャドウ...]を選択します。
    設定は規定値のままにしておきます。

  16. べベルとエンボス レイヤースタイルの適用
    続けて、ダイアログボックス左側のリストから「べベルとエンボス」を選択して、スタイルに「べベル(内側)」を選択します。

  17. カラーオーバーレイ レイヤースタイルの適用
    さらに続けて、ダイアログボックス左側のリストから「カラーオーバーレイ」を選択します。
    これが文字のエッジ部分の色になります。
    この例では、紫色にしました。

できあがり

おまけ


Photoshop6.0J用アクション


使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 上記の効果を適用します。新規ファイルの作成、文字マスクツールによる文字入力を手動で行った後、ご利用ください(ステップ2の新規レイヤーの作成はアクションに含まれています)。

重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。




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