チップ入りプラスティック(Photoshop7.0)

作成:03.07.2004
改訂:02.04.2007


ランダムな丸いチップの入った文字です。
  • 材料 特になし
  • 道具 Adobe Photoshop7.0J


  1. 新規ファイルの作成
    今回はPhotoshopで400×150ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。


  2. 描画色と背景色を初期化
    描画色を黒、背景色を白の状態にしておきます。


  3. 文字マスクツールで文字を入力
    文字マスクツールで文字を入力します。ここではImpactの120ポイントを使用しています。


  4. 選択範囲を保存
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を保存...]を実行します。


  5. もう一回、選択範囲を保存
    先と同じ要領で、もう一回、選択範囲を保存しておきます。


  6. 「アルファチャンネル2」へ移動
    チャンネルパレットで、「アルファチャンネル2」をクリックしてアクティブにします。


  7. 選択を解除
    [選択範囲]メニューの[選択を解除]で、選択範囲を外しておきます。


  8. カラーハーフトーンフィルタ適用
    [フィルタ]メニューの[ピクセレート]から[カラーハーフトーン...]を選択し、半径に「30」を指定して実行します。

    ランダムな丸模様が出てきます。


  9. 新規レイヤーを3つ作成
    レイヤーパレットのメニュー(パレット右上の三角マークをクリック)で[新規レイヤー...]を選択して、「レイヤー1」を作成します。
    同じ操作を2度、繰り返して、「レイヤー2」と「レイヤー3」を作成します。



  10. アルファチャンネル1を読み込む
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]をチャンネルに「アルファチャンネル1」を指定して実行します。




  11. アルファチャンネル2をオプション指定で読み込む
    再び[選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]を選択します。
    今度は「アルファチャンネル2」、選択範囲に「現在の選択範囲から一部削除」を指定して実行します。

    選択範囲は図のような形になります。


  12. ホワイトで塗りつぶす
    [編集]メニューの、[塗りつぶし...]を選択し、使用:ホワイトで実行します。


  13. 選択を解除
    [選択範囲]メニューの[選択を解除]で選択範囲を外しておきます。
    この時点では、背景も白色のため、まだ文字は見えません。


  14. べベルとエンボス レイヤースタイル適用
    [レイヤー]メニューの[レイヤースタイル]から[べベルとエンボス...]を選択します。スタイルを「ピローエンボス」、サイズに「12」、角度に「100」、「包括光源を使用」をオフ、高度に「75」を指定して実行します。
    「サイズ」は文字の大きさに合わせてお好みで調整してください。


  15. カラーオーバーレイ レイヤースタイル適用
    続けて、ダイアログボックス左側のリストから「カラーオーバーレイ」を選択し、カラーに好きな色を指定して実行します。
    ここでは、濃いめの茶色(#660000)を指定しています。

    ここまでの操作で、
    画像は図のようになっていると思います。


  16. 下のレイヤーと結合
    レイヤーパレットのメニュー(パレット右上の三角マークをクリック)で[下のレイヤーと結合]を選択して、レイヤー2と結合させます。


  17. アルファチャンネル2を読み込む
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]を「アルファチャンネル2」を指定して実行します。


  18. Deleteキーではみだした部分を消去
    キーボードの[Delete]キーを押して、先のレイヤースタイルでできたはみだし部分を消去します。


  19. アルファチャンネル1を読み込む
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]を「アルファチャンネル1」を指定して実行します




  20. 選択範囲を反転し、Deleteキーで消去
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を反転]を実行してから、キーボードの[Delete]キーを押して、外側のはみだし部分を消去します。


  21. 選択を解除
    [選択範囲]メニューの[選択を解除]で、選択範囲を外しておきます。


  22. レイヤー1へ移動
    レイヤーパレットで「レイヤー1」をクリックしてアクティブにします。


  23. アルファチャンネル1を読み込む
    [選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]を「アルファチャンネル1」を指定して実行します。




  24. ホワイトで塗りつぶす
    [編集]メニューの、[塗りつぶし...]を選択し、使用:ホワイトで実行します。


  25. べベルとエンボス レイヤースタイル適用
    [レイヤー]メニューの[レイヤースタイル]から[べベルとエンボス...]を選択します。スタイルに「べベル(内側)」、角度に「100」、高度に「75」、光沢輪郭に「円錐-反転」を指定します。


  26. グラデーションオーバーレイ レイヤースタイル適用
    続けて、ダイアログボックスの左側リストから「グラデーションオーバーレイ」を選択し、「グラデーション」部分をクリックして、グラデーションエディタから「オレンジ、イエロー、オレンジ」を選択します。


  27. ドロップシャドウ レイヤースタイル適用
    続けて、ダイアログボックスの左側リストから「ドロップシャドウ」を選択し、規定値のまま適用します。


  28. 選択を解除
    最後に[選択範囲]メニューの[選択を解除]で、選択範囲を外します。

できあがり

おまけ

Photoshop7.0用アクション


使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 上記の効果を適用します。新規ファイルの作成、文字マスクツールによる文字入力までを手動で行った後、ご利用ください。

アクションから実行した場合、チップの部分が上記の作例よりも小さくなることがあります。
この場合は、カラーハーフトーンフィルタの設定をいったん初期化してから実行してみてください。

重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。




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