chikurin


  Experience
No.20
骨転移の時にそう言われていたのに元気になっていた私はすっかり忘れてしまっていました。
今年の2月にまた風邪をひいてしまっていつものように咳が出てしまいました。
抗癌剤を飲んでいると風邪をひくと普通の人の倍以上きつくなってしまうのです。
風邪も大分治りかけて咳も少しましになって来た頃歩きながら「コンコン」と軽い咳をしました。
その時ギクッと腰に来たのですが大した事はなかったのであまり無理をしない程度にしていました。
けれど3日目の朝起きるともう腰が痛くて歩けないくらいでした。
バカな私はぎっくり腰だと1ヶ月くらい思い込んでいたのです。
痛みがあまりにも治らないのでいつも行っている済生会病院でCTとMRIを撮ってもらったら背骨の圧迫骨折だという事がわかりました。
2ヶ月間コルセットをはめていたので痛みは大分良くなりました。
やっと最近取り外してもいいようになったのですがまだ時々痛む時ははめています。

今はお陰様で採血も右腕でできるようになりました。
左とはウソのように簡単にできます。
左でしかできなかった時は採血室の看護婦さん達は今日は私が来るとわかると皆気合を入れて待つそうです。(*^。^*)
そして「どうか1度で済むように・・・」と思うのだと言っていました。

ある看護婦さんは私が不二家のペコちゃんの人形をいつも手提げ袋に付けていたのを知って可愛い着せ替えのできるペコちゃんの人形と服をくれました。
以前もらったのをもういらないからと私にくれたのです。
今では大事な宝物の一つになりました。

いつ書いていいかわからなかったので最後になってしまいましたが私には中学生の頃から文通にていた北海道にいるペンフレンドがいます。
彼女も約20年ほど前乳癌になっていたのでとても心配してくれ色々と助けてくれました。
山奥にしかないという硬くなった椎茸のようなのを癌に効くからと沢山送って来てくれました。
2年前40年振りに会う事ができ迎えに行った空港で抱き合って喜びました。
彼女が病気になった時はまだ子供達も小さかったので今死なれては大変だと思い娘と必死で千羽鶴を折って送りました。
その時一緒に送っていた植物があったそうで「こんなに大きくなったよ!」と写真を見せてくれました。
色んなやさしい人達に助けられてなんとかやって来れました。
どうかこれ以上悪くなりませんように・・・!
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