シロネハナヤスリタケ Shironehanayasuritake
Elaphocordyceps ×jezoensoides Hirok. Sato, S. Ban, Masuya, & Hosoya, Mycoscience 51: 381-390, 2010
Synonym; Cordyceps ×jezoensoides Kobayasi, Bull. Natn. Sci. Mus. Tokyo 5: 79. 1960.
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Ascomycota / Pezizomycotina / Sordariomycetes / Hypocreomycetidae / Hypocreales / Ophiocordycipitaceae / Tolypocladium

2010年7月19日 京都市  Jul. 2010. Kyoto
夏、林内地上に発生する。(京都周辺での発生時期は7月)
寄主は地下生のキノコ(Elaphomyces=ツチダンゴの仲間)で、1〜数本のストロマを生じる。
地上部は高さ2〜4cmの棍棒型、頭部(結実部)は1〜2cm、黄褐色〜暗褐色、結実部の境は不明瞭。子嚢殻は埋生で孔口が一部微突出する。地中部は白色の細根状に分岐し、寄主に繋がる。稀。
本種はエゾハナヤスリタケ (T. jezoense) とハナヤスリタケ (T. ophioglossoides) との自然交雑種として発表された。

2010年7月19日 京都市  Jul. 2010. Kyoto

2010年7月19日 京都市  Jul. 2010. Kyoto

子嚢胞子 ascospore
●参考文献 References  (2), (3),

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