冬日和

〜日暮がいちばん早い日

 今季の冬至は12月22日、ふるくから柚子風呂に入る習慣があります。折々の恵みを楽しむ文化を、先人たちはうまく創り上げたものです。冬至の二週間前は日暮れがいちばん早い時、というものの、秋の名残りを楽しめる季節です。秋に小春日和とよぶおだやかな日も、いまは冬日和に。柿渋ゆえ鳥が食べずに初冬まで残る、懐かしい里の景です。
(撮影日=2006年12月5日、長岡京市金ケ原・金原寺池堤より)

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