CD-Roast (plamo2.2,kernel 2.4.2)



Linux My Tips ちょっとしたヒントとメモ


  • CD-RW
  • カーネルの設定
  • ソフトウェアのインストール
  • まず root で起動
  • その他のソフトウェア
  • CD-RW
    
    遅いまきながら CD-RW を買いました。
    9000円
    ものは、Vendor: MITSUMI   Model: CR-48X8TE         Rev: 1.0B
    
    SCSI 仕様のマシンにつけましたので、IDE1 IDE2 の2つのコネクタが空いて
    おりますので、IDE1 のほうにつけました。ふと考えると、このようにつける
    と、CD が hda になるなぁと思ったのですが、まあ、このマシンには、今後
    IDE のディスクを取り付けないかもと思いましたので、hda でいくことにしま
    した。
    (ま、どこについていても自分のマシンですから、わかっていれば問題はないし)
    
    CD-Writing-HOWTO を参考に次のように行いました。
    
    カーネルの設定
     ATA/IDE/MFM/RLL support  --->  
      IDE, ATA and ATAPI Block devices  --->
      <*>   SCSI emulation support 
    
    もちろんモジュールでもよいのですが、組み込んでしまいました。
    
    /etc/lilo.conf に、次の行を加える。
    append="hda=ide-scsi"
    (これはグローバルではなく、セッションに加える)
    
    この状態で起動させると、
    (このマシン、別に SCSI のCDがついていますので、
    ふたつ目の CD になります)
    hda: CR-48X8TE, ATAPI CD/DVD-ROM drive
    
    hda の CD ドライブが scsi-1 drive として認識。
    
    Detected scsi CD-ROM sr0 at scsi0, channel 0, id 3, lun 0
    Detected scsi CD-ROM sr1 at scsi1, channel 0, id 0, lun 0
    sr0: scsi-1 drive
    Uniform CD-ROM driver Revision: 3.12
    sr1: scsi3-mmc drive: 40x/40x writer cd/rw xa/form2 cdda tray
    
    ということでハード認識は OK。
    
    このあたりの件(IDE のCD-RW をscsi に見せて使うという件)は次のような
    理解でよいのだと思うのですが。
    CD-Writing HOWTO 
    Non-SCSI writers require compatibility drivers,
    which make them appear as if they were real SCSI devices. 
    On the one side such a unifying strategy is easy
    ("everything is SCSI"), 
    because on the application level you can share your knowledge with other users
    regardless of their kind of CD-writer.
    アプリケーションレベルでは CD ライタの種類に関わらず
    他のユーザと知識を共有できる
    
     On the other side, you have to reconfigure applications like audio CD
    players or the mount utility to reflect the change of the driver name.
     For example, if you accessed your ATAPI
    CD-writer through the device file /dev/hdc before,
     you will have to access it through /dev/scd0 after activating
    the SCSI compatibility drivers. 
    
    私の場合、たまたま hda をCD-writer にしました。
    普通、hda は1つめのIDE のハードディスクにしますよね。
    だけど、scsi 仕様のマシン使っていたら、hda が CD-writer になっても別に
    おかしくない。
    こういうのもあります(これは私のノート)
     cdrom -> /dev/hdc
    IDE のCD ドライブだと、どのデバイスを使うかは、
    人によってまちまちになりますから、
    cdrom のひとつ目は scd0
            ふたつ目は scd1 
    としていったら混乱は少ないので、scsi にエミュレーションにする。
    
    
    ソフトウェアのインストール
    
    xcdroast-0.98alpha9.tar.gz
    cdrtools-1.10.tar.gz
    いずれも http://www.xcdroast.org/ から入手できます。
    
    xcdroast-0.98alpha9.tar.gz は make,make install で
    問題なくインストールできました。
    
    cdrtools-1.10.tar.gz は、
    
    $ cd cdrtools-1.10 
    $ su
    # ./Gmake.linux INS_BASE=/usr/local install
    
    # Gmake に注意です。
    README.linux 参照
    Gmake.linux  というファイルが添付されているので、
    これを cp Gmake.linux /usr/bin/Gmake とするか、
    ./Gmake.linux で使います。
    さらにインストール先を /usr/local にしたいので、
    次のようにコンパイルし、インストールしました。
    # ./Gmake.linux INS_BASE=/usr/local install
    
    デバイスの確認
    jeanne:~# cdrecord -scanbus
    Cdrecord 1.10 (i686-pc-linux-gnu) Copyright (C) 1995-2001 Jg Schilling
    Linux sg driver version: 3.1.17
    Using libscg version 'schily-0.5'
    scsibus0:
            0,0,0     0) 'IBM     ' 'DCAS-34330W     ' 'S65A' Disk
            0,1,0     1) 'IBM     ' 'DCAS-34330W     ' 'S65A' Disk
            0,2,0     2) 'IBM     ' 'DDRS-34560D     ' 'DC1B' Disk
            0,3,0     3) 'TOSHIBA ' 'CD-ROM XM-6201TA' '1037' Removable CD-ROM
            0,4,0     4) *
            0,5,0     5) *
            0,6,0     6) *
            0,7,0     7) *
    scsibus1:
            1,0,0   100) 'MITSUMI ' 'CR-48X8TE       ' '1.0B' Removable CD-ROM
            1,1,0   101) *
            1,2,0   102) *
            1,3,0   103) *
            1,4,0   104) *
            1,5,0   105) *
            1,6,0   106) *
            1,7,0   107) *
    
    
    以上ができたら、
    まず root で起動 
    
    # xcdroast と入力すると設定画面が出ます。
    
    最初に root で xcdroast を起動すると、
    ** WARNING **: Installation problem? No set-gid bit on /usr/local/lib/xcdroast-0.98/bin/xcdrwrap
    というようなWARNING が出るので、この件については、
    http://www.xcdroast.org/xcdr098/faq-a9.html#11 と、
    xcdroast-0.98alpha9 に添付されているREADME.nonroot の通り設定しました。
    まず、cdwrite というgroup を追加
    #/usr/sbin/groupadd cdwrite
    #cd/usr/local/bin
    jeanne:/usr/local/bin# chown root:cdwrite cdrecord cdda2wav mkisofs readcd
    jeanne:/usr/local/bin# chmod 4710 cdrecord cdda2wav mkisofs readcd
    
    以上の作業で、
    jeanne:/usr/local/bin$ ls -l cd*
    -rws--x---   1 root     cdwrite    214814 10月 22日  23:32 cdda2wav
    -rws--x---   1 root     cdwrite    219542 10月 22日  23:31 cdrecord
    -rws--x---   2 root     cdwrite    413819 10月 22日  23:32 mkisofs
    -rws--x---   1 root     cdwrite    127995 10月 22日  23:32 readcd
    
    さらに、次のディレクトリに入り、
    cd /usr/local/lib/xcdroast-0.98/bin
    jeanne:/usr/local/lib/xcdroast-0.98/bin# chown root:cdwrite xcdrwrap
    jeanne:/usr/local/lib/xcdroast-0.98/bin# chmod 2755 xcdrwrap
    
    これで root とローカルユーザからも xcdroast を起動することが
    できました。
    ----------------
    
    その他のソフトウェア
    
    
  • gcombust
    gcombust-0.1.46-1.src.rpm を入手し、 tgz に変換しました。 $ rpm2tgz gcombust-0.1.46-1.src.rpm パッケージのなかみを確認してみると、 jeanne:~/tools/cdroast$ gzip -dc gcombust-0.1.46-1.src.tgz |tar tvf - drwxr-xr-x jeanne/users 0 2001-10-24 20:10 ./ -rw-rw-r-- jeanne/users 719596 2001-08-08 03:08 gcombust-0.1.46.tar.gz -rw-r--r-- jeanne/users 28739 2001-08-08 06:54 gcombust.spec $ cd ./gcombust-0.1.46 $ ./configure $ make # make install $ gcombust 設定画面から設定をします。
  • その他いろいろ ということで xcdroast は正常に動くようになりました。 音楽ファイルの再生も可。 CD から音楽ファイルを読み込んでみようとしたら、途中で、 作業領域が不足してます、と。 あらら /dev/sdb3 792800 711455 40380 95% / /dev/sdb2 1189050 870566 257036 77% /usr とりあえず、/home/jeanne 以下に work ディレクトリを取ったので、 なんともはやえらいつまりようではありませんか(笑) このマシンには、 /dev/sdc3 2190928 1593499 484171 77% /plamo20a4 古い plamo (plamo2.0)が入ったパーティションがあるので、 ここを潰してplamo2.2 に入れかえる時期かも。



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