Window Maker
gettext は次のところで入手できます。
ftp://prep.ai.mit.edu/pub/gnu/gettext-nnn.tar.gz
cd ./libPropList-0.9.1
./configure
make
su
make install
libPropList のライブラリは
/usr/local/lib
にインストールされます。
cd ./WindowMaker-0.61.1
./configure
make
su
make install
ldconfig
-----------
./configure --help とすれば、コンパイルオプションを画面表示しますので、
必要なオプションをつけてコンパイルします。
----------------
cd ./wmakerconf-2.4
./configure --with-included-gettext
make
make install
gettext がインストールされていない場合は、
./configure を実行します。
注意:
wmakerconf-2.4 が使うメニューファイルはWindowMaker-0.61.1.tar.gz でイ
ンストールされるメニューファイルとは書式が異なっているようです。そこで、
vine11 の ~/GNUstep/Defaults/WMRootMenu と WMRootMenu.menu を使ってみ
たところ、wmakerconf での設定変更ができるようになりました。しかしこの
場合は Vine 用のアプリケーションや Vine 用の設定ツールのメニューが表示
されますから、さっそく wmakerconf を使って自分用のメニューに書きかえを
します。
a gettext は必ずしも必要はありませんが別の言語でメニューファイルを作成し
たい場合や、 po ファイルを更新したりするならインストールします。
gettext-0.10.35.tar.gz をインストールする
./configure
make
su
make install
プログラムに添付されている ja.po ファイルを利用したいだけなら、
gettext をインストールするだけで十分ですが、さらにPOモードファイルの作
成や編集を行いたい場合はさらに次のような設定を行います。
/usr/local/share/emacs/site-lisp にpo-mode.el po-mode.elcがインストールされ
ていることを確かめてから、 .emacs に次の記述を追加します。
---------------------
(setq load-path
(append '("/usr/share/emacs/site-lisp/")
load-path))
(setq auto-mode-alist
(cons '("\\.pox?\\'" . po-mode) auto-mode-alist))
(autoload 'po-mode "po-mode")
-----------------------
PO モードの編集コマンドや文法等、その他gettext 全般については、
次のgettext.htmlを参照してください。
GNU gettext tools, version 0.10
日本KDEユーザーズ会のKDE の国際化についてのページも参考にしてください。
wmaker.inst が/usr/local/bin にインストールされていますので、
ローカルユーザでこれを実行し、Window Maker をインストールします。
/usr/local/bin
penguin:/usr/local/bin$ ls -l wmaker*
-rwxr-xr-x 1 root root 1855772 12月 7日 08:04 wmaker*
-rwxr-xr-x 1 root root 7663 12月 7日 08:04 wmaker.inst*
penguin:/usr/local/bin$ wmaker.inst
Installing WindowMaker 0.61.1 for current user...
Creating /home/chie/GNUstep user directory
Copying defaults database...
Creating icon library directory /home/chie/GNUstep/Library/Icons
Creating WindowMaker data library directory /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker
Creating style library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/Styles
Creating theme library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/Themes
Creating bg image library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/Backgrounds
Creating icon setup library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/IconSets
Creating pixmap library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/Pixmaps
Creating sound library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/Sounds
Creating sound set library /home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/SoundSets
Now the .xinitrc, .Xclients or .xsession script must be updated so that
it calls wmaker when you start an X session.
Type the name of the file that must be changed (normally .xinitrc).
If the file already exists, it will be backed up with a .old.12月06.23:46:52
extension
If you want to edit it by hand, hit -C now.
ここでそのまま Enter キーを入れれば、.xinitrc が作成されますが、
.xinitrc_wmaker のような名前にしたいときは、ここでファイル名を入力します。
.xinitrc_wmaker
Installation Finished
There are menus in 2 different file formats. The plain text format and
the property list format. The plain text format is more flexible, but
the menu in the property list format can be edited graphically. The
menu that will be used by default is the plain text. Read
/home/chie/GNUstep/Library/WindowMaker/README for information on how to change it.
これでホームディレクトリに .xinitrc_wmaker が作成されるので、
.xinitrc_wmaker を .xinitrc にシンボリックリンクにします。
ln -s .xinitrc_wmaker .xinitrc
.xinitrc -> .xinitrc_wmaker*
オンラインマニュアルは、
man wmaker
もしくは、./WindowMaker-0.61.1/FAQ を利用してください。
WindowsMaker のローカルユーザの設定ファイルは、 ~/GNUstep 以下にあります。
まず、メニューファイルのパスを確認しておきます。
penguin:~/GNUstep/Defaults に入り、WMRootMenu の中身を確認する。
~/GNUstep/Defaults には次のようなファイルがあります。
WMGLOBAL WMRootMenu WMWindowAttributes
WMState WindowMaker
日本語を使用できるようにするために、
WMGLOBAL と WindowMaker で、MultiByteText = YES; にします。
環境変数の設定
/etc/profile と .xinitrc_wmaker に
LANG=ja_JP.eucJP
.xinitrc_wmaker に、
export LINGUAS;LINGUAS="ja"
を加えます。
LC_CTYPE の環境を設定してある場合は、windowmaker を使う前に、
コメントにしておきます。
#LC_CTYPE=ja_JP.ujis
#export LANG LC_CTYPE
日本語フォントの設定は、次のようにします。
~/GNUstep/Defaults/WindowMaker の WindowTitleFont などの行に
次のように設定します。
WindowTitleFont = "-*-helvetica-bold-r-normal-*-12-*,-*-*-medium-r-normal-*-14-*";
MenuTitleFont = "-*-helvetica-bold-r-normal-*-12-*,-*-*-medium-r-normal-*-14-*";
MenuTextFont = "-*-helvetica-medium-r-normal-*-12-*,-*-*-medium-r-normal-*-14-*";
IconTitleFont = "-*-helvetica-medium-r-normal-*-8-*,-*-*-medium-r-normal-*-12-*";
ClipTitleFont = "-*-helvetica-bold-r-normal-*-10-*,-*-*-medium-r-normal-*-12-*";
DisplayFont = "-*-helvetica-medium-r-normal-*-12-*,-*-*-medium-r-normal-*-12-*";
~/GNUstep/Defaults/WMGLOBAL
SystemFont = "-*-*-medium-r-normal-*-%d-*-*-*-*-*-*-*";
BoldSystemFont = "-*-*-medium-r-normal-*-%d-*-*-*-*-*-*-*";
注意:
メニューから「外観」の変更を行おうとすると、メニューの日本語設定がデフォ
ルトに戻ってしまうことがあります。~/GNUstep/Defaults/WindowMaker の日
本語フォントの部分がデフォルトの設定に戻ってしまうだけなので、この部分
を日本語のフォントに再設定すればメニューは日本語に戻るのですが、このよ
うにならないようにするためには?
完全手動でやる場合は「ひとつの画面状態(テーマ)を保存していって、
自分用にいくつかメニューを作ります。
外観部分を変更すると日本語がばけてしまうのは、
ひとつの「外観」に対して、ひとつのWindowMakerという設定ファイルが
書き出されるから。
~/GNUstep/Defaults/WindowMaker
書き変わって日本語がばけてしまったWindowMakerファイルのなかをみると、
たとえばデフォルト状態から、STEP2000 に変更したものは、このファイルの
最後の部分が.
WorkspaceBack = (
tpixmap,
"/usr/X11R6/share/WindowMaker/Themes/STEP2000.themed/BlueImage2.jpeg",
"rgb:51/55/61"
変更した STEP2000 を読み込むようになっています。
その他の部分は当然デフォルトのWindowMakeファイルに戻されてしまいますので、
日本語フォントの指定もなくなってしまうというわけです。
それで自分のメニューを作るために、最初だけちょっと面倒ですが、
ポップアップメニュー
外観 ----> テーマとかスタイルなどを変更すると日本語がばけるのですが、
最終的に書き出されたWindowMaker のフォントの設定を変更してやる。
その状態で「現在の設定をテーマ」としてセーブするをクリックして、
何か名前をつけてその状態をセーブしてやります。
外観などの変更の理屈は、変更すると、
その状態の設定が、
~/GNUstep/Defaults/WindowMaker に書きだされるので、
ひとつひとつの外観状態をセーブして自分用のメニューを作っていけばよいのだと
思います。(ほんとのところ、そういう風にできるからmaker なんだと思うのだった)
このようにしていくと、
外観----> テーマ のところには、自分で作った外観のメニューが追加されて
いますので、次回からの変更は、自分で作ったものを選択していけば
メニューばけばけにはなりません。
Window Maker は多くの言語をサポートしています。
po ファイルについて
WindowMaker-0.61.1 では、
po ファイルは、 ./WindowMaker-0.61.1/po 以下のディレクトリにあります。
メニューが日本語化された ja.po ファイルはすでに用意されていますので、
windowmaker のインストールに際して特に設定は必要ありません。
日本語を使用可能にするためには、上述のように
~/GNUstep/Defaults/WindowMaker,WMGLOBAL で
MultiByteText = YES; とすれば利用することができます。
新たに何か別の言語のメニューファイルを作成した場合や、日本語のメニュー
ファイルを更新した場合は、gettext があらかじめインストールされているこ
とが必要です。
./WindowMaker-0.61.1/po/README にしたがって作成してください。
新しい言語ファイルを作成する場合は、
make WindowMaker.pot を実行し、もとになる po ファイルを作成します。
pot ファイルからその言語の po ファイルは次のように作成します。
WindowMaker.pot **.po > **.po.new
現在のファイルを更新したい場合も同じです。
./WindowMaker-0.61.1/FAQ.I18N の日本語訳です。
(まだ途中です)
If I18N support does not work for you, check these:
I18N サポートがうまく動かない場合、次の事項をチェックしてください。
- the LANG environment variable is set to your locale, and
the locale is supported by your OS's locale or X's locale
emulation. you can display all supported locales by
executing "locale -a" command if it available. and you
can check if your locale is supported by X's locale emulation.
See "/usr/X11R6/lib/X11/locale/locale.alias"
LANG 環境変数があなたが使う locale に設定されていて、その locale がお
使いの OS のlocale または X の locale エミュレーションでサポートされて
いること。
"locale -a" というコマンドを実行すれば、サポートされている locale を
画面に表示することができますので、あなたが使う locale が X の locale
エミュレーションでサポートされているかどうかを確認してください。
"/usr/X11R6/lib/X11/locale/locale.alias"を見てください。
- Check if you're using appropriate fonts for the locale you
chose. If you're using a font set that has a different
encoding than the one used by Xlib or libc, bad things can
happen. Try specifically putting the encoding in the LANG
variable, like ru_RU.KOI8-R. Again, see
"/usr/X11R6/lib/X11/locale/locale.alias"
locale に対して適切なフォントを使っているかをチェックしてください。
Xlib や libc によって使用されるものとは違ったエンコーディングを持つフォ
ントセットを使うようにしているならうまく動きません。
LANG 変数を具体的に書いてみてください。
たとえば、ru_RU.KOI8-R のようにします。
もう一度 "/usr/X11R6/lib/X11/locale/locale.alias" を確認してください。
- if your OS doesn't support any locale or if your OS doesn't
support a locale for your language, you can use X Window System's
locale emulation feature instead of OS's locale. To use this
feature, add this option to the configure, "--with-x-locale".
if your OS is commercial one, such as Solaris,IRIX,AIX,...,
you perhaps don't have to use X's locale emulation.
But if your OS is Linux or NetBSD or .. , it's possible
your locale is not supported so far. then use "--with-x-locale".
お使いの OS がどのlocale もサポートしていない場合、また お使いの OS が
あなたが使う言語の locale をサポートしていないなら、あなたは OS の
locale のかわりに、X Window System の locale エミュレーションを使うこ
とができます。この仕様を使うためには、configure オプションに
"--with-x-locale" を加えてください。お使いの OS が Solaris、IRIX、AIX
のような商用のものなら、たぶんX のlocale エミュレーションを使えないで
しょう。 Linux や NetBSD のようなものなら、locale はまだサポートされて
いないかもしれません。その場合は、"--with-x-locale" を使ってください。
(注:plamo linux では不用です。)
Note: to use X's locale emulation, your Xlib has to be
compiled so that the locale emulation is enabled.
Linux RedHat5.0's default Xlib is not compiled
like that. (RH4.x are ok). Recompiled Xlib for
RH5.0 where you can use locale emulation is available
here:
ftp://ftp.linux.or.jp/pub/RPM/glibc
NOTE:X の locale エミュレーションを使うためには、お使いの Xlib はコン
パイルされていなければなりませんが、それで locale エミューレーションが
有効になります。Linux RedHat5.0 のデフォルトの Xlib はそのようにコンパ
イルされていません(RH4.x は OK です)。locale エミュレーションを使える
ように RH5.0 について Xlib を再コンパイルすれば利用できます。
ftp://ftp.linux.or.jp/pub/RPM/glibc
- if you'd like to display multibyte characters, set the
MultiByteText option to YES in ~/GNUstep/Defaults/WindowMaker
and ~/GNUstep/Defaults/WMGLOBAL
multibyte の文字を画面表示したいなら、 ~/GNUstep/Defaults/WindowMaker
と、 ~/GNUstep/Defaults/WMGLOBAL でMultiByteText option を YES に設定します。
- the fonts you're using support your locale. if your font
setting on $HOME/GNUstep/Defaults/WindowMaker is like..
あなたが使っているフォントはあなたが使う locale をサポートしています。
$HOME/GNUstep/Defaults/WindowMaker で設定するなら、
次のようにします。
WindowTitleFont = "-*-helvetica-bold-r-normal-*-12-*-*-*-*-*-*-*";
MenuTitleFont = "-*-helvetica-bold-r-normal-*-12-*-*-*-*-*-*-*";
......................................................
then you can't display non iso8859-x charcters by helvetica.
so quick way to display various languages' font is to change
all the font settings into:
そうすると、helvetica で非iso8859-x の文字が表示できません。
さまざまな言語のフォントを画面表示する迅速な方法は、
フォントを次のように設定することです。
"-*-*-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*"
and also you need to change font settings in style files in
the "$HOME/Library/WindowMaker/Style" directory.
さらに、"$HOME/Library/WindowMaker/Style"ディレクトリにある style ファ
イルでフォントの設定を変更する必要があります。
- the LC_CTYPE environment variable is unset or it has the correct
value. If you don't know what is the correct value, unset it.
LC_CTYPE 環境変数は利用しないようにするか、正しい設定にします。
正しい設定がわからないなら設定をはずしておきましょう。
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