● 趣味の禅画、海外から注目 ●
(平成15年3月3日 京都新聞丹波版)

 「素晴らしい、素晴らしい。70年間のこの人生。私は初めて日本の愛を知った」。はるばるフィンランドから称賛の便りが届いた。だるま像など趣味で始めた禅画が、世界各地で高く評価されている秋田光三郎さん(73)=美山町盛郷=。日本禅画家協会名誉理事である。
 ここ数年の受賞歴はなんともきらびやか。バトリヨ邸大展アントニオガウディ芸術大賞(スペイン)、サンクトペテルプルク国際殿堂展美術アカデミー賞(ロシア)、雪舟国際美術特別展パリ墨技賞などを次々と受賞。
 「上手やないけど、人を引きつけると、ほめてくれます」。ひょうひょうとした人柄が、心に素手で触れるような温かみがあると評される作品を生む。自然体で思うがままに、墨と筆で新しい世界を切り開く。