m● 鶴ヶ岡振興会新聞22号 ●
(平成14年6月12日発行)

●「我が集落は美しく!」

ガーデニング教室開講

 六月一日、四季折々の花が咲く美しい集落づくりを目指して、振興会前広場で開講したガーデニング教室には、二十五名の女性の方にご参加いただきました。
 この教室では和泉の永井明子さんを講師に迎えて、最初に寄せ植えの講義が行われ、お手本を見ながら各自で作った寄せ植えは、受講生のおみやげとなりました。休憩を経た後は花壇づくりの講義が行われ、この日に合わせて造成したよっこらしよ前の花壇には、きれいな夏花が並びました。
 振興会では、九月と十一月にこの教室の続編を行う予定です。詳細は後日お知らせしますので、興味のある方はご参加ください。
 受講生の皆さんには、美しい集落づくりのリーダーとしてご活躍されることを期待します。

 〓花壇をかわいがってください〓

 今回植えた花はこれから九月頃まで咲きますが、その間には二回ほどの草引きが必要です。生育状況を見て草引きの作業日を設定しますので、ご協力いただける方は振興会(ьオ六・九〇二〇)までご連絡ください。ご連絡いただいた方には、作業日が決まりしだい報告させていただきます。

シバザクラ草引き終了

 振興会では、五月二十六日に砂木の安井団地で、シバザクラの草引き作業を行いました。
 このシバザクラは平成十年に村おこし推進委員会が植えた後、雑草に負けないよう、これまで地域の皆さんがボランティアで世話をされてきました。今年も二十名の方にご参加をいただき、おかげ様で来年も四月下旬には美しい花を咲かせてくれそうです。
 ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

(写真説明:上右) 永井明子さん(前列1番左)と受講生の皆さん
(写真説明:中左) 大変暑いなかご苦労様でした
(写真説明:中右) きれいな花壇になりました。皆さんもぜひ見に来てください。
(写真説明:下) 来年はもう少し早い時期に行うつもりです。

● かんだに水車の郷で流しソーメンと川遊び

 四月に誕生したたなの子少年団(木村光一代表)は、五月十二日に一回目の活動「春のまき」を砂木で行いました。郡内初の五日制に対する取組みとなったこの日は、子どもたちが田んぼにカカシを立てました。
 指導員会で春のまきの成果を踏まえて二回目の企画を検討した結果、「夏のまき」は七月六日に神谷の水車小屋で行うことになりました。

=大きな水車が回り始めました=

 六月二日、水車の郷で交流する会(柿迫正紀会長)が神谷の消防倉庫前広場で、水車小屋の上棟式を開催しました。
 構想が現実味を帯びた今年の正月から五ヶ月が過ぎました。作業に取りかかつた二月三日から四ヶ月間、会員たちはほとんどの休日を水車づくりに費やしました。設計段階から全て会員たちが考えて組み立てた手作りの水車。試行錯誤を重ねた分、愛着も格別です。
 この日の午後五時頃、屋根葺きなど小屋づくりの一部を残して、直径四mの美山 町で一番大きな水車は、夕日を受けてゆつくりと回り始めました。

=たなの子少年団−夏のまき」=

 今回は水車の郷で交流する会との共催で、流しソーメンと川遊びを行います。流し台と茶碗・お箸は、子供たちが竹で作ります。雨が降れば、鶴ヶ岡小学校で紙飛行機づくりなどをする予定です。