● 郷土食伝承講座開講 ●
(平成15年2月26日 鶴ヶ岡振興会新聞)
● 郷土食伝承講座の第三講を開催
砂木集会所で白餅とわら納豆づくりに挑戦
二月十六日、タナセン主催の郷土食伝承講座が、砂木集会所で行われました。
六月(ちまき・さんけら餅・ほう葉飯)と九月(鯖のね寿司)に続いて、第三講目となったこの講座では、二十五名の参加者が白餅とわら納豆づくりを学びました。
白餅は、餅米・うる米・小豆の収穫を祝って、師走に山の神様へお供えする風習があります。お湯で溶いた餅米とうる米の粉を鍋で焼き、あんを置いて残った生地を上にかけ、裏返して三分ほど蒸し焼きすれば出来上がりです。
わら納豆は、水につけた大豆を2時間ほど煮込み、わらつとに詰めてから、南條康廣さん(棚)の倉庫で三日ほど寝かして、完成後に参加者が取りに行きました。
手際よく調理した後は、完成した白餅を試食して、和気あいあいのうちに講座を終えました。
後日、参加者から「来年度の講座が待ち遠しい」との感想文が送られてきました