m● めざせ!日本一の田舎づくり ●
(2002年5月号)

●水車の郷神谷


 「むらを元気に」をキャッチフレーズにそのシンボルとして水車を復活させようと本年2月ごろから動き始めました。
 昔、神谷川には、4基の水車が回っていたそうです。区民が集まり、何かおもしろいことをしようと話し合い、都会からの“週末区民″ と一緒に交流しようという「水車の郷構想」が生まれました。材料は集落の人らが探してきた直径60センチメートルもある松材で、羽根の部分から制作が始まりました。

 この水車は、直径4メートルになる大きなもので、完成すれば美山町でも一番大きな水車になります。毎週日曜日に集まれる人が作業を続けています。
 山あいの小さな集落に水車の音が響くのも間近なようです。美しい農村景観や都市との交流の舞台づくりは、各地で始まっています。