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2004年度の活動

   支部ニュース目次
 今年度活動方針(pdf)
 昨年度までの活動はこちら


 行なわれた企画については2004年度のこれまでのイベントと今年度の支部ニュースを参照してください。PDFファイルを開くにはAcrobat Readerが必要です。
 お問い合わせは京都支部事務所までお願いします。


2004年度のこれまでの企画

2004/07/21 京都支部第3回経済研究懇談会
 結果報告:2004年9月の支部ニュース
2004/08/01 原水爆禁止2004年世界大会・科学者集会
2004/08/02 第15回総合学術研究集会 論文発表申し込み締め切り
2004/08/07 個人会員懇談会例会 「中国・東アジアから見た東南アジア友好協力条約の意義について」
2004/08/27-29 国土研エキスカーション 和歌山のダム問題 (国土研による企画です)
2004/08/28-29 第27回原子力発電問題シンポジウム
2004/09/11 15総学科学・技術分科会プレシンポジウム
 結果報告:2004年9月の支部ニュース
2004/09/11 第1回秋季研究集会 「大学評価」を評価する! (大学評価学会による企画です)
2004/09/12 第五回全国会合 (鹿児島国際大学三教授を支援する全国連絡会による企画です)
2004/09/14-15 京都支部若手研究者夏の合宿
 結果報告:2004年9月の支部ニュース
2004/10/02(土) 第19回個人会員懇談会例会
2004/10/09(土) 永続可能な社会をつくる市民研究交流集会 2004 (ビラ表、裏)
2004/10/09(土)-11(月・祝) JSA夏の学校2004in栃木(日光・足尾) (2nd circular)
2004/10/24(日) 第2回若手研究例会
2004/11/06(土) 第9回「青少年のための科学の祭典」京都大会
 結果報告:2004年11月の支部ニュース
2004/11/14(日) 核廃絶と平和をめざす東海科学者シンポジウム(愛知支部が事務局です)
2004/11/26(金)-28(日) 第15回総合学術研究集会
 結果報告:2004年12月の支部ニュース
 京都支部報告者一覧:2005年1月の支部ニュース
2004/12/07(火)龍谷大学分会学習例会
 結果報告:2004年12月の支部ニュース
2004/12/26(日) 第3回若手研究例会
 結果報告:2005年1月の支部ニュース
2005/01/08(土) 第20回個人懇例会と新年会
 結果報告:2005年1月の支部ニュース
2005/01/15(日) 京都支部新年会
 結果報告:2005年2月の支部ニュース
2005/01/25(火) COP10報告会 (気候ネットワークによる企画です)
2005/01/29(土) 第24回例会「大震災10年の教訓―災害列島日本の生活保障」(市民社会フォーラムによる企画です)
2005/02/06(日) 「“災”を考える京都シンポジウム」 (日本科学者会議京都支部も主催団体です)
 結果報告:2005年2月の支部ニュース
 結果報告:京都府職労のサイト
2005/02/15(火) 京都支部研究懇談会「COP10から見た対温暖化国際協調の現状と問題点」
 結果報告:2005年2月の支部ニュース
2005/03/09(水) 総学実行委員会主催「平和のシンポジウム」
 結果報告:2005年3月の支部ニュース、2005年4月の支部ニュース
2005/03/13(日) 九条科学者の会 発足記念の集い (九条科学者の会による企画です)
2005/03/15(火) シンポジウム「エネルギー問題の本質を考える」 (日本学術会議近畿地区会議による企画です)
2005/03/19(土) 個人会員懇談会3月研究例会
 結果報告:2005年4月の支部ニュース
2005/03/21(月) 「グローバリゼーションと貧困化する市民社会−多様性から収斂へ」  (市民社会フォーラムによる企画です)
2005/03/26(土)-27(日) 大学評価学会第2回全国大会  (大学評価学会による企画です)
2005/03/27(日) 例会 非核「神戸方式」30周年と反/非戦・平和  (市民社会フォーラムによる企画です)
2005/04/02(土) イラクと憲法を語るつどい  (イラク救済基金による企画です)
2005/04/09(土) 東京例会「現代社会における有機的知識人の役割」  (市民社会フォーラムによる企画です)
2005/04/23(土) 学習会「“しない”平和主義と“する”平和主義 -NGOによる国際平和協力の可能性」  (JSA京都支部も参加している反核京都ネットによる企画です)
 結果報告:2005年5月の支部ニュース
2005/04/25(月) 京大経済分会新歓企画
 結果報告:2005年5月の支部ニュース
2005/04/29(金) 組織アンケートの回答を締め切り
2005/04/30(土) 憲法記念春のつどい  (京都憲法会議、自由法曹団京都支部、憲法を守る婦人の会による企画です)
2005/05/01(日) JSA共生経済研究委員会 第1回月例研究会
 結果報告:2005年5月の支部ニュース
2005/05/14(土) 個人懇第22回例会および2005年度総会
 結果報告:2005年5月の支部ニュース


企画案内の記録

○5/1(日) JSA共生経済研究委員会 第1回月例研究会

 京都支部では、かねてから、昨秋立命館大学で開かれた第15回総合学術研究集会における議論を継承・発展させる方途について検討してきましたが、このほど、そのそうした活動の一環として、JSA全国の会則に基づく「共生経済研究委員会」が京都支部を中心に始動することとなりました。この委員会は、15総学・経済分科会のテーマを引継ぎ「持続可能な文明」を支える経済的基盤の諸相を多角的に探求することを課題とするもので、上記経済分科会のコーデイネータ、報告者などを中心に構成されます。正式の発足は5月末の全国大会における承認をまつこととなりますが、すでに全国常任幹事会で了承されたこともあって、準備のための会合が3月31日に開かれ、委員会メンバー以外による参加を歓迎する方式で月例研究会を毎月第1日曜日の午後に京都市内で開くことをはじめとする運営方針の基本を定めた後、世話役3人を選任しました。
 第1回の月例研究会はつぎの要領で開かれますので、関心がおありの方は、ふるってご参加ください。

とき :2005年5月1日(日)午後2時〜5時
ところ:ひと・まち交流館京都第2会議室
(京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1,河原町五条下る東側)
TEL:075-354-8711
報告者 : 二瓶 敏氏
テーマ : 「もうひとつの世界」論をめぐって
参考文献:W.フィッシャー/T.・ボニア編『もうひとつの世界は可能だ』日本経済評論社,2003年
 J.センほか編『世界社会フォーラム 帝国への挑戦』作品社,2005年
 S.スーザン・ジョージ『オルター・グローバリゼーション宣言』作品社,2004年
 A.カリニコス『アンチ資本主義宣言グローバリゼーションに挑む』こぶし書房,2004年

○4/25(月) 京大経済分会新歓企画

新入院生歓迎講演会「土壌汚染研究-35年を振り返って」
講師:畑明郎氏
   大阪市立大学大学院経営学研究科教授
     ・1946年生まれ
     ・京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学
主要著書
●『イタイイタイ病:発生源対策22年のあゆみ』実教出版(1994年)
●『土壌・地下水汚染:広がる重金属汚染』有斐閣(2001年)
●『拡大する土壌・地下水汚染:土壌汚染対策法と汚染の現実』世界思想社(2004年)
日時:2005年4月25日(月)18:00〜
場所:百周年時計台記念館会議室
主催:日本科学者会議京大経済分会

○3/9(水) 総学実行委員会主催「平和のシンポジウム」

 2005年は、第二次世界大戦終結から60年、被爆60年、国連創設60年、ラッセル・アインシュタイン宣言から50年の節目の年であり、かつ、世界を見ても日本を見ても、平和の課題が重要課題となっています。憲法、教育基本法の問題も差し迫っています。
 15総学でも総合分科会で熱心に議論し、平和の問題でもアピール案を用意し、継続して議論を続けようとしてきました。アピール案を確定するために、起草者や重要な議論をしてきた先生を招いて議論を煮詰めたいと考えます。公開シンポジウムとしますのでどうぞよろしくご参加下さい。
 日時:2005年3月9日(水)午後1時30分から5時
 会場:総合福祉会館ハートピア京都(地下鉄丸太町駅5番出口すぐ)4階第4会議室
 報告者:田中正 (京都大学名誉教授・物理学)
       宗川吉汪(『日本の科学者』編集委員・生物学)
       藤岡惇 (立命館大学教授・経済学)
連絡先:京都支部事務所

○2/15(火) 研究懇談会「COP10から見た対温暖化国際協調の現状と問題点」

と き : 2月15日(火)午後6時〜9時
ところ : キャンパスプラザ京都  2階・第3会議室
京都駅(北側正面)前、京都中央郵便局の西隣り
講師と報告テーマ:
(1)深尾正之氏(京都支部常任幹事)
「ブッシュ政権の<技術突破>路線」
(2)高村ゆかり氏(龍谷大学法学部)
「COP10から見た国際協調の現状と問題点」
(参加費無料、資料代300円)

 21世紀文明にとっての最大課題である気候変動(温暖化)問題をめぐる状況は、昨年末に開かれたCOP10(国連気候変動枠組条約第10回締約国会議)の経過から見てもきわめて深刻です。京都議定書の<第一約束期間>が終る2012年以後については、温室効果ガスの協調的排出削減をめぐる国際協議を始めることさえできない状態です。 歴史的な京都議定書の発効を記念してその前夜にキャンパスプラザに集まり、最新の状況を知り、疑問点をただし、大いに論じ合いましょう。
 深尾講師には、排出超大国でありながら京都議定書への参加を拒み、自国によるいっそうの排出増を公言してはばからないブッシュ政権が依拠している「技術突破」路線の概要と問題点を、わかり易く説明していただきます。
 高村講師には、京都議定書の発効確定直後に開かれたCOP10が「めでたさも中くらい」に終始することを余儀なくされたことの背景にある複雑で厳しい国際情勢と、その将来展望についてお話しいただきます。 院生・学生や、一般市民の方々のご参加を歓迎します!

○2/6(日) 「“災”を考える京都シンポジウム」

日時: 2月6日(日) 13:30-16:30(13:00開場)
場所: 京都会館会議室
主催: 京都自治体問題研究所国土研新建京都支部、日本科学者会議京都支部
協賛: 自治労連京都府職労京都市職労
テーマ:阪神・淡路大震災の10周年メモリアル

 戦後の国土政策、過疎型災害,中越大震災と台風23号の水害から学ぶ。今にも京都で大震災、その対策を考える。台風23号で府北部に何が起こったかー被害の実態。悪しきダム待望論は再燃するのか。水害を助長する地域開発のあり方。住民の生命を守る自治体の使命、コミュニティの重要性。
挨拶 志岐常正 (日本科学者会議)
講演 奥西一夫(国土研) 水害と開発
    中川 学(国土研) 台風23号水害の実体
    広原盛明 震災を含む話
質疑の時間を多くとります。

○1/15(土) 京都支部新年会

 JSA京都支部では下記の通り新年会を開催します。会員の皆さんぜひご参加ください。参加申し込みは、支部事務所までFax又はメールで2005年1月12日までにお願いします。
日時:2005年1月15日(土) 午後 7:00〜9:00
場所:平新(ひらしん)(中京区蛸薬師通高倉西入 Tel 075-221-0121)
会費:一般会員6,000円  院生会員3,000円

○12/26(日) 第3回若手研究例会

日時:12月26日(日)14:00〜
場所:立命館BKC(教室未定)
報告者:立命館大学経済学研究科D1の院生
報告論題:「置塩経済学と現代の諸問題」
 会員に限らず、興味のある方の参加をお待ちしています。例会の趣旨については、2004年8月発行の支部ニュースを参照ください。お問い合わせは京都支部まで。例会終了後、懇親会を予定しています。

○12/7(火) 龍谷大学分会学習例会

 龍谷大学分会では、2004年度第1回の学習例会を下記の要領で、講演会として開催することとなりました。関心をお持ちの方の参加をお待ちしています。なお、準備の都合がありますので、事前に参加のご連絡をいただけると幸いです。
日 時:12月7日(火)18時から
場 所:龍谷大学深草学舎 紫英館6階会議室
講 師:益川 敏英 氏(京都産業大学)
テーマ:科学者の社会的責任はどこから生じるのか?
   ※ 講演終了後、懇親会を開催しますので、あわせてご参加下さい(参加申し込みの際に、懇親会参加の有無についてお知らせ下さい)。
 
益川敏英(ますかわ としひで)氏の略歴
京都産業大学理学部教授 大学評価学会代表 
京都大学名誉教授(京都大学基礎物理学研究所前所長)
「小林・益川理論」で知られる素粒子論の世界的権威
 1940年生まれ 名古屋大学大学院理学研究科修了(理学博士)
仁科記念賞(1979年) 米国物理学会J.J.Sakurai賞(1985年) 日本学士院賞(1985年)
2001年度文化功労者 学術会議元会員

○11/6 第9回「青少年のための科学の祭典」京都大会

日時:2004年11月6日(土) 10:00-16:30 7日(日) 10:00-16:00、
会場:京都市青少年科学センタ 京阪藤森駅より西へ徒歩5分名神高速南側

 標記の祭典に、15総学関連行事として2件の申し込みをしています。
 1つは、総学実行委員長の安斎氏を中心とする「科学的なものの考え方」と題する実演つきの参加です。ジャパン・スケプティクス(超常現象を批判的に・科学的に究明する会)との協同参画で、4回の実演が行われます。安斎先生特別訓練中とのことです。お見逃しのないように。
 もう1件は「地球の温度はどのようにして決まるの?」と題して、地球をめぐるエネルギの流れをパネルで説明し、エネルギは保存され、永久機関は作れないことをモデルで示します。1)本には書いてある昔の人が考えた永久機関の1例の実物、2)モダン永久機関(実はわずかのエネルギ差で駆動する水車、3)PETボトル製のHelonの噴水、4)水の流れをさかのぼる水車、5)太陽電池とファンつき直流モータ(発電機)で、LED各種を点灯、6)energy strageとしての電気2重層コンデンサ(5.5 V, 2.2 F)を用いてモータを駆動などのデモを計画しています。
 ぜひ参加して頂き、子供(そして付き添いの大人)への説明にご協力ください。問い合わせは、京都支部事務所まで。

○10/24 第2回若手研究例会

基調報告:「台湾から歴史認識を考える」松尾教史氏(先端M1)
会場:立命館大学衣笠キャンパス 修学館1F 第一研究会議室
日時:10月24日(日) 14時開始(13時から入室可)
例会終了後、衣笠周辺にて懇親会を予定

○京都支部若手研究者夏の合宿

日時:9月14日〜15日
場所:立命館BKCキャンパスエポックにて
内容:
14日午後 ミニシンポ 大学の講義におけるリベラルアーツ再考
基調報告「環境学と技術論の学問の粋について(仮)
   −JSAK若手例会発足の準備にむけて−」他
14日夜   懇親、交流会
詳細はビラを参照してください。

○第27回原子力発電問題シンポジウム

日時:8月28日(土)午後2時から 8月29日(日)
会場:山口県柳井市
 今年の原子力発電問題全国シンポジウムは、中国電力が上関原発を計画している山口県上関町に近い柳井市で開催することになりました。京都から行き易いので、積極的にご参加下さい。

○(15総学へ向けての)京都支部第3回経済研究懇談会のお知らせ

 11月末に開かれる第15回総合学術研究集会に向けて、3回目のJSAK経済研究懇談会を下記の要領で開きます。自由にご参加ください。
 と き: 7月21日に延期になりました
 ところ: ひと・まち交流館京都 2階 第2会議室
      市内下京区河原町五条下る 東側
      市バス17号、205号系統(南行き)「河原町正面」停留所前
      京阪電車「五条」下車、徒歩8分、
      地下鉄烏丸線「五条」下車、徒歩10分
      http://www.hitomachi-kyoto.jp/ 参照
 テーマ: 「現代企業経営と市民」(仮)
 報告者: 麻生 潤氏(同志社大学)
 なお、6月7日の午後、同じひと・まち交流館で開かれた第2回研究懇談会では、「日本における福祉社会」をテーマとして、二宮厚美氏(神戸大学)、西野勉氏(高知大学・元)両氏のお話しを聞き、活発な意見交換が行われました。

○日本科学者会議京都支部(JSAK)主催 温暖化問題研究懇談会

とき: 7月15日(木)午後6時〜8時
ところ: 中京区柳馬場通二条上る東側 (浅岡弁護士事務所 南隣り)
     京都府地球温暖化防止活動推進センター 2階会議室 参加費: 無料

 去る5月29日、当支部が、京都府地球温暖化防止活動推進センター、大学コンソーシアム京都など4団体によるご後援のもとに公開シンポジウム<地球温暖化と京都議定書:現状と展望>を開催したところ、諸大学で学ぶ学生、院生をはじめ、多数の方々のご参加を得た活発な集まりとなりました。けれども、残念なことに、参加者から提出された多くのご質問に対してパネリストにお答え頂くには、十分な時間が取れませんでした。そのことを考え、下記のような集まりを開くこととなりましたので、ご案内申し上げます。
 今回は、上記シンポジウムでパネリストをお願いした立命館大学の和田武先生にお越し願い、「不可逆的な変化」や「再生可能エネルギーの普及方法」問題を中心に追加的なお話しをしていただいたあと、気候変動〜京都議定書問題全般についての質疑応答や討論をすることなりました。この問題を研究されている若い方々にとってたいへん貴重な機会となるはずです。どうか、お誘い合わせの上多数ご参加くださるよう、ご案内申し上げます。
 なお、この会合は、5月29日のシンポジウムで質問された方々だけにではなく、一般の方々にも開放しますので、会場が多少混雑するおそれがあります。会場は5時45分から入れますから、参加をご希望の方は、どうか定刻より少し早めにお越しください。

 準備の都合上、参加をご希望の方は、次のメイル・アドレスまたはファックス番号宛に「7月15日の研究会に参加します」と記して、お名前、ご所属をお伝えください(ご連絡いただいた方には、開始予定時間である午後6時まで、座席を確保することにしています)
e-mail:京都支部事務所まで
FAX :075-256-3132

○今年の支部大会は、6月12日(土)に「ひと・まち交流館京都」で開催

第37回JSA京都支部定期大会の開催要領
と き: 6月12日(土) 13時〜17時 
ところ: ひと・まち交流会館京都・第3会議室(市内中京区河原町五条下る東側)
主要議題と代議員の選出基準: 例年通り 議案(pdf)

 4月15日に開かれた第21回常任幹事会で、今年(第37回)のJSA京都支部大会を、下記の通り、6月12日(土)に「ひと・まち交流館京都」で開くことが決まりました。
 京都支部の定例大会は、これまで、5月末に開かれる全国大会(または全国幹事会)の直前に行って来ました。けれども、今年は、5月公開シンポを終えた後でよりよく準備したうえで大会を開くために開催日を一と月遅らせることにしました。同時に、会場には、昨年の夏に生まれたばかりの「ひと・まち交流館」の会議室をお借りすることとしました。この施設は、「長寿すこやかせんたー」、「市民活動総合センター」、「福祉ボランテイアセンター」、「景観・まちづくりセンター」という4つの市民活動センターがはいっている計5階建てのユニークな施設です。今年の支部活動のなかで、NPOの重要性やNPO的要素をJSA活動に取り入れる可能性などがあちこちで議論になったため、今年の大会を、京都におけるNPO活動の中心拠点である「交流館」の一室をお借りして開きたいと考え、お願いしたところ、幸い、無償利用のご了解を得ることができた次第です。
 支部大会の代議員としてこられる方だけでなく、その他多くの支部会員の方々にとっても一度は参観される価値があるはずの施設なので、この機会に同館を訪問されることをお勧めします。大会に参加される方は、同館1階にある喫茶コーナーで昼食をおとりになることもできます。
 以上の決定にともない、先に支部ニュース240号でお伝えした「支部定期大会を5/16に開催」という情報は、訂正します。5月16日には、龍谷大学大宮学舎の一室を借りて第3回幹事会を開き、大会準備の一環として、組織問題、財政問題の集中的検討を行う予定です。

○個人会員懇談会総会と第17回例会のお知らせ

 2004年度の日本科学者会議京都支部の個人会員懇談会総会と第17回例会を下記のように開催します。
日時:6月5日(土)13:00〜17:00
会場:京大会館213号室
第17回例会の講師は交渉中です。

○公開シンポジウム 地球温暖化と「京都議定書」:現状と展望

主催:日本科学者会議(JSA)京都支部
日時:2004年5月29日(土) 午後6時半〜9時(6時20分開場)
会場:キャンパスプラザ京都、3階・第2講義室(JR京都駅前、中央郵便局西隣り)
パネリスト(敬称略、50音順)
 浅岡美恵(気候ネットワーク代表、中央環境審議会委員、弁護士)
 植田和弘(京都大学大学院 経済学研究科教授)
 牧谷邦昭(環境省地球環境局 地球温暖化対策課国際対策室長)
 和田 武(立命館大学 産業社会学部教授)
コーディイネーター
 田中雄三(JSA京都支部事務局長、龍谷大学名誉教授)

 異常気象による住居や生活・産業インフラの損傷、気温の急変動による健康への障害、熱帯性疫病の蔓延、砂漠化や降水量変化による農作への悪影響、海面水準の上昇による沿岸低高度地域の冠水など、世界のあらゆるところで長期にわたり人々の生活環境に重大な影響を及ぼそうとしている「気候変動(地球温暖化)」は、21世紀文明にとっての最大の脅威とまで言われるようになっています。かけがえのない地球の環境が取り返しのつかない状態に陥るのを防ぐために、国の内外ですでにさまざまな努力がなされていますが、今のところ、危険は深刻さを増すばかりです。
 環境と科学の最新状況はどうなっているのか、危機を回避するために何が必要なのか、私たち自身には何ができるのか―学術研究、行政、市民運動の各領域において温暖化問題との取り組みの最前線で活躍しておられる4人の方々に、縦横に語っていただきます。
 開場の1時間前から会場前の廊下で、資料や写真をパネル展示しています。

○研究懇談会「文明としての資本主義」へのお誘い

 すでにご承知のように、今秋京都で行われるJSAの第15回総合学術研究集会では、テーマ分科会のひとつとして「経済分科会」が開かれ、「持続可能な社会経済システムを問う」という表題のもとで混迷を深める社会経済状況から脱却する道を大胆に模索する試みが行われようとしています。
 それへの準備の一環として、きたる5月10日、次のような研究懇談会が開かれることとなりました。「資本主義」という社会生活環境の特質や歴史性についていま一度根源的に見つめなおし、明日への展望について語り合うことに関心をお持ちの方は、どうか奮ってご参加ください。とりわけ、大学院生諸氏の参加を歓迎します。
 日時:5月10日、午後1時〜4時
 場所:京都大学法経本館(時計台のすぐ北側、「コ」の字型建物)東ウイング2階、205号演習室。
 問題提起者: 大西広氏(京都大学)(JSA京都支部事務局)