ユウの趣味のひとつは、ワープロでバス路線を打つことです。下記のものは沢山打った中の一つです。ざっと見ていただいて、後の文をお読みください。
5上賀茂・北大路ゾーン A千本北大路 1 1番三条京阪 特1番出町柳駅 12番三条京阪 特59番三条京阪 61番京都外大前 204番錦林車庫205番九条車庫快臨205番北大路バスターミナル船岡山→ 2 6番京都駅46番平安神宮 59番三条京阪66番五条車庫92番大 覚 寺 206番京都駅千本鞍馬口→ 3 6番玄 琢46番上賀茂神社59番山 越66番深泥池 92番北大路バスターミナル 206番京都駅佛教大学前金閣寺道船岡山→ 4 12番立命館大学前特59番山 越204番錦林車庫205番九条車庫 快臨205番九条車庫金閣寺道→ 5 1番西賀茂車庫特1番西賀茂車庫61番玄琢佛教大学前→ B北大路堀川 1 北1番北大路バスターミナル北2番北大路バスターミナル北大路新町→ 2 9番・快9番京 都 駅12番三条京阪 61番京都外大前67番松 尾 橋堀川鞍馬口→ 3 1番西賀茂車庫特1番西賀茂車庫12番立命館大学前特59番山 越 61番玄 琢92番大 覚 寺204番錦林車庫205番九条車庫 快臨205番九条車庫206番京都駅大徳寺前→ 4 1番三条京阪 特1番出町柳駅 特59番三条京阪 92番北大路バスターミナル 204番錦林車庫205番九条車庫快臨205番北大路バスターミナル206番京都駅北大路新町→ 5 北1番玄 琢北2番西賀茂車庫9番・快9番西賀茂車庫67番上賀茂神社下鳥田町→ C北大路バスターミナル 1D 北4番岩倉実相院北5番岩倉北6番・臨北6番大原北大路駅前→ 2B 204番錦林車庫206番京都駅北大路駅前→ 3G 92番大 覚 寺204番錦林車庫206番京都駅北大路新町→ 4E 1番西賀茂車庫特1番西賀茂車庫北1番玄 琢北2番西賀茂車庫北大路新町→ 5A 北3番・特北3番産業大学前北大路駅前→ 6F 特59番山 越205番九条車庫快臨205番九条車庫北大路新町→ 7C 1番三条京阪 特1番出町柳駅 特59番三条京阪 205番九条車庫北大路駅前→ D北大路駅前 1 1番三条京阪 特1番出町柳駅 北3番・特北3番産業大学前北4番岩倉実相院 北5番岩 倉 臨北6番大 原 204番錦林車庫205番九条車庫206番京都駅植物園前東元町→2 北6番大 原37番三条京阪 特37番出町柳駅 特59番三条京阪 下総町→ 3 37番上賀茂神社特37番上賀茂神社内河原町→ E前萩町 1 4番京都駅35番岩 倉54番祇 園野々神町→ 2 35番四条烏丸54番上賀茂神社萩ケ垣内町北山駅前→ 3 4番深泥池66番深泥池 上賀茂榊田町→ F洛北高校前 1 北5番岩 倉 北6番・臨北6番大原24番高原町 204番錦林車庫206番京都駅下鴨東本町→ 2 1番三条京阪 特1番出町柳駅 4番京都駅北6番北大路バスターミナル14番京都駅 24番京都外大前35番四条烏丸54番祇 園205番九条車庫一本松→ 3 4番深泥池14番松ケ崎35番岩 倉54番上賀茂神社洛北高校正門前府立大学前→ 4 1番西賀茂車庫特1番西賀茂車庫北4番北大路バスターミナル 北5番北大路バスターミナル臨北6番北大路バスターミナル府立大学前→ 5 北4番岩倉実相院洛北高校正門前→
中学に入学するにあたって、まず心配したのは、バス通学をしなければならないことです。バスに関して、非常に興味があるが、それにもまして、恐怖心がありました。保育園時代は、バスに乗る機会があると、先生が横についてくださっても、目を固く閉じ、緊張して身体がダンダン熱くなるぐらいでした。小学校の低学年でも、「バス」とこちらが、話しているのを聞くだけで、2階の部屋を締め切って、布団をかぶって隠れているような状態でした。そんな状態でしたので、ユウの好きな所へ行く機会をバスに乗せるためにつくったり、ビデオで実際に市バスの乗車から降車まで、撮影して何度も見せたりと、時間と労力を使いました。将来、移動の手段としてバスを使えるかどうかは、大きな違いです。逆に、通学でバスに乗れるようになれば、育成学級に通う目的の3分の1くらいは、達成できるかなとも思っていました。
4月になり、覚悟ができたみたいで、行き帰り母親といっしょにですが、バス通学が始まりました。少し慣れた5月の上旬に先生が、他のクラスメートに、一人でのバス通学を勧められていましたので、ユウもやらせてみますと申し入れました。日頃の状態からは「?」とおもわれたみたいですが、まあやってみましょうかと、試行が始まりました。帰りは、降車するバス停まで母親が迎えに行き、先生と一緒にバスで、次は乗車のバス停まで先生が送ってくださり、バスの中は一人でと付きそう区間を減らし、行きは乗車するバス停まで母親が送り、中学前のバス停で、先生が待っていてくださいました。
7月になって、母親が身体の不調で送り迎えがしばらくできず、少し前から行きのバス停での先生の迎えも無くなっていましたので、この時期に行き帰りとも一人での通学になりました。
もともと、市バスのほぼ全ての路線図は、頭に入っていますので、最近では、「ここまで行くのは?」と聞くと、「何番、何番」と乗り継ぐバスも教えてくれます。