毎年、正月に都道府県対抗女子駅伝が行われます。ユウも幼児の時から、京都の町中を車でドライブするのが好きで、女子駅伝を車の中からや、マクドナルドの2偕からよく見ていました。95年にテレビ放送をビデオにとったころとで、女子駅伝に熱中するようになりました。ここのすべての画像は、ユウが自分で自分のためにビデオカメラで撮ったものです。




95年のビデオを、飽きずに何度も何度も見ていました。市内の主な道路の映像がすべて頭の中に入っているユウです。道路の風景の一部を見るだけで、その場所が分かります。その彼に、2時間半も、京都の町中を映してくれる番組は、楽しいものだったようです。そして、そのうちに興味の対象が拡がりだしました。今では、ユウの持つスキルのほとんどを使って、駅伝を楽しんでいます。画像では、上二つは、よくテレビでやる、コースを順を追って紹介しているところ。次は、自宅近くに設定した模擬コースを、中継所の名をぶつぶつ言いながら、撮っています。走りながらなので、手ぶれしています。次は、ビデオを再生しているのを、またビデオで撮っています。次は、大会の次の日の新聞のデーター、数字が好きな彼ですので、タイムをほとんど記憶しているかもしれません。
最後の二つは、この為に買ったタイマーを、タイム表示用の大きな電光掲示板に見立て、ワープロで打った用紙を撮っています。この用紙には、都道府県番号、都道府県名、何区など、書かれており、9区*47都道府県、全部で423枚あります。またそれを、各区のフロッピーに47ファイル、47都道府県分保存しています。分かり難いですが、鏡(ボディーイメージを持たせられたらと、幼児の時に設置したもの)の前でしてので、ビデオを撮っているユウの姿が映っています。タイマーは、2時間程前にボタンを押し、各県、ゴールインのタイムに合わせた撮影のようです。
過去の運動会は、さんざんですが、昨年の運動会は、思い出に残るものになりました。学級対抗の駅伝の育成(特殊)学級のアンカーで長距離を走ったのです。他のクラスがとっくにゴールした後、全校の応援をうけゴールしました。本当の駅伝のコースの地名をぶつぶつ言いながら、走っていたそうです。ユウの頭の中では、西京極競技場のゴールに、観客の声援を受けて、優賞のゴールインです。