2005年10月16日
大野木一彦ブルースバンド
featuring
Henry McCullough
Live at 磔磔
共演実現に至るいきさつその3
ふと気がつけばあと2週間しかないやんか!
曲は徐々に大野木一彦ブルースバンド流に仕上がりつつあるものの、本人が気に食わんかったらどうしょう?の不安は払拭できず。
「これしかしませんできません、て言うしかないで。」と大野木。
そらそうや、もう選択の余地今更あらへんにゃし、そういう意味ではあっしらのほうが強い(笑)。最悪はあっしらがオープニングアクトで本人は弾き語りというのもありかも(けどほんまにそれは最悪や)。
てなこと言うてるうちに、だるまや萩原氏から本人来日の報。京都には10月14日の夜入りということになった。
そして2005年10月に…
2005年10月14日
10月14日夜、だるまや萩原氏の同行のもと、Henry McCullough氏とパートナーのJosieさんが京都に到着!
我々は、「いつものお店」テンホールズキッチンにて、Henry氏を囲むささやかなウェルカムパーティを開いた。
すべて
2005年10月15日
さて、いよいよ三条スタジオRAGにて、大野木一彦ブルースバンド featuring Henry McCulloughの初リハーサル。
2005年10月16日
仕事を終えて大急ぎでテンホに駆けつけると、既に両名を囲んでなごやかな場が展開されていた。
おそるおそるDon't You Mind if I take your picture?と尋ねてみたら、No,sure!のお返事。ホッとしてカメラを向けるとこの笑顔!おおなんてええ人なんや(笑)。
この写真とったあと「おお、なんかはじめて英語らしい英語で話しかけられたぞ。」とのコメント。なんじゃそら?
実は後で分ったんやが、となりのZeeさんが日本語的にもかなりわやくちゃな英語でがんがん話しかけていて、氏はバカ受けしながらも混乱していた様子(笑)。
てなわけで2時間ちょっと、楽しい時間はあっという間に過ぎる。
ともあれがんばりましょーということで、テンホの看板娘ゆうちゃんも入れて記念撮影。Henry氏からテンホへの特別プレゼントとして、壁に大きくサインをしてもらう(あっしも、GreasebandのCDにサインしてもらっちゃったい♪)。ええ人や〜。
翌日は18時から大野木一彦バンドとの初リハ。昼間は大野木が京都市内の観光案内をすることに(似合わねえ)。
ライブ当日、Henry氏のアンプとして用意したのは、あっしのサークル後輩「ゲイリー・ムーア完コピ専業主婦ちら」所有のMarshall。こちらが用意できる機材の中で唯一使ったことがあるというのでこれを選択。RAGにもMarshallがあるので、リハで試してもらう。
ところがどうも氏の使ってたのはもっと小さい奴だったみたいで、なかなかお気に入りの音が定まらず苦戦しておられたよう。
けどやっぱりレコードで聞く、あのエッジの効いた音が出てくると「おお!ほんまもんや!」と改めて思う(笑)。
いつものように黙々とベース弾くZeeさんに、「Zeeどうした今日はおとなしいな」と(笑)。もちろんこれはベースプレイに対するコメントでないことは明らか(爆)。
Henry氏の用意してくれたセットリストにのっとり、リハは着々と…でもない部分も若干あったが、こういうときにも氏は必ずメンバーに意見を求めてくる。たかだか現地調達のバンドをここまで対等に扱ってくれるとは思いもしていなかった。
「私の曲をしっかり研究してくれていてどうもありがとう。」こんなことまで言ってもらえた。およそあっしらの持っていたロックスターのイメージとは全然違う。
えもいわれぬ充実感とともに4時間のリハは終了する。
いよいよ当日。あっしらは機材搬入作業も含め3時前に磔磔入り。セッティングがほぼ終わる頃Henry氏も登場。さあ、最終リハだ…ってまだ2回目やけど(笑)。
磔磔の雰囲気はなかなかお気に入りの様子。
前日のとりきめ等の確認をしながらリハ進行。若干の変更もある。ん〜忘れんように気をつけよう…。
てな感じで(どんなんやねん)リハは無事終了。万全…かどうかは分らんが、バンドメンバー一同まあなんとかなるやろうの心境、おそらくHenry氏も含めて(笑)。
このあと、磔磔ライブ時のお決まりコース、「と一食堂」へ腹ごしらえに。箸で器用にとんかつ定食を食べるHenry氏もカメラに収めておくべきだった…。
さあ、いよいよ大野木一彦ブルースバンドfeaturing Henry McCulloughのライブ開演!
気がつけばメンバーが磔磔から預かった前売りチケット120枚はほぼ完売していた。