2026(令和8)年



長らく続いてきた、原版電子作成・印刷して郵送の年賀状も、ついに今回をもって「印刷して郵送」を終了とすることにしました(なお「デザインすらやめる」とは言っていない)。理由はぶっちゃけコスト問題。郵便料金もかつての50円から今や85円に値上がり、印刷コストも徐々に上昇。かつてはインクジェットプリンタで印刷していましたが、ここ数年ではネット印刷サービスを早期割引で利用することでなるべく費用を抑えてきたものの、11月上旬というかなり早い段階でデザインを入稿しないといけないというのも正直つらいところがありました。

さらには、送る相手先についても、恩師と呼べる方々も既に鬼籍に入られて誰もいなくなり、紙の年賀状で送らないと失礼に当たるというような送り先はもはや無くなった、ということも決断の後押しとなりました。

というわけで、今回のデザインは、紙製年賀状終了を全面に押し出しつつ、午年ということで馬といえば競馬、競馬といえばレース出走表、それのパロディで、家族全員を出走馬に、4頭立てではちょっと寂しいので適当に2頭足して6頭立ての競走としました。

出走馬名の元ネタは順に、私のあだ名「くりりん」を元に「クリリンのことか」、これは漫画作品ドラゴンボールにおいて、主人公の孫悟空がフリーザと対峙する際、フリーザの「今度は木っ端みじんにしてやる あの地球人のように」という言葉を受け、あの地球人=クリリン、盟友を侮辱する発言に悟空がブチ切れながら発するセリフがこれ、となります(右側画像参照)。なお、顔写真が2025大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」になっていますが、これは当人が地元町内会のイベントで仮装した時のもの。

2枠ハルウララは実在した馬名で、地方競馬で生涯成績113戦0勝と1勝も挙げずに負け続けたことがかえって人気を呼んだものです。3枠は「勇気凛々」から。4枠は「好機到来」。5枠は謹賀新年をそのままカタカナにしただけ、年賀状の本来の挨拶文をここにねじ込みました。写真は午のイラストのこれはという画像が見つからなかったので何と12年前のデザインで使っていたものをそのまま流用しています。6枠はウマ娘プリティダービーというゲームのキャラクターで「スーパークリーク」に用いられているものを拝借し、馬名だけ挨拶文に変更したもの。ちなみになぜその馬を選んだかというと、当初自分の馬名を「スーパークリリン」にもじって入れようかという候補だったから。さらにどうでもいい話ですが、「キンガシンネン」「ハッピーニューイヤー」という競走馬名は今のところ実在していないようです。

前年の2025年は、まずその前年末に米国大統領選挙で勝利したトランプ大統領が二期目に入り、ますますトランプ色を強め、オメーは独裁者かよというような傍若無人な振る舞いに拍車がかかりました。モンロー主義2.0とでもいうか、自身は「ドンロー主義」などと言っていましたが、米国第一主義、北米・中南米大陸には興味があるが欧州・アジアには無関心、よってロシアとウクライナの戦争も仲介をするようなそぶりは見せつつも終わりが見えない状況が続きました。

一方国内に目を向けると、4月から大阪・関西万博が開催され、それまでさんざん悪評が立っていたのが、徐々に人気が出だして、しまいには連日の満員盛況という手のひら返しの好評のうちに終了となりました。マスコットキャラクターの「ミャクミャク」(左側画像参照)も、登場当初は気持ち悪いと散々な評価でしたが、一転して大人気キャラに。それゆえに、仮装のネタにも起用したうえで、今回の年賀状画像にも採り上げた次第です。

国内政治では、一年前の総選挙で少数与党に転落していた石破政権が7月の参院選でも過半数割れに転落し、結局その後退陣。10月の自民党総裁選挙では、当初本命と思われていた小泉氏がまさかの逆転負けを食らって高市氏が総裁に、その後の国会で我が国初の女性宰相として就任しました。この辺のくだりは年賀状での相方氏紹介に組み込まれているところです。高市氏憎しのあまり、26年も続いていた自公連立が解消され、維新が閣外協力する形の自維連立へと大きく枠組みが変わることとなりました。そして序盤こそ持ち前のマッチョ右翼的な言動を控えていたものの、国会答弁で台湾有事に関して高市首相は官僚のシナリオを無視した暴走答弁を行ったため、中国がここぞとばかりに日本への各種嫌がらせを発動するという事態になりました。

そのほか社会面的トピックスとしては、1月に埼玉県八潮市で陥没事故が発生、老朽化した下水道管が原因であり、長期間にわたり周辺に悪影響を及ぼしました。そして以前から兆しのあったコメ価格の高騰がさらに進み、備蓄米が放出される事態となりました。ほかには、中山間部のみならず市街地ですらクマが出没する事態が全国各地で発生、クマに襲われて亡くなる事故も複数ありました。映画「国宝」が大ヒットしたそうですが、自分は観ていません。生成AIの普及が一気に加速し、どこを向いてもAI使え使え使えという流れになりました。

再び海外に目を向けると、前からガザ地区でパレスチナ人を蹂躙しているイスラエルが、今度はイランに攻撃を実施。そのガザ地区では米国主導での和平プロセスが導入されましたが、正直うまくいっているかどうかは疑問な状況です。そして米国では冒頭で述べたとおり、2回目の就任となったトランプ大統領がほぼ全ての貿易相手国に高率の「相互関税」を課すとして、世界経済が大混乱となりました。米国と中国では貿易戦争の様相となりました。お隣韓国では、2024年12月に非常戒厳を行って弾劾訴追されていた尹錫悦大統領が罷免されました。これを受け韓国大統領選が実施され、左派系の李在明大統領に代わることとなりました。以前の文在寅元大統領の時のような反日無双の悪夢を危惧したのですが、今のところ現実路線を取っているようで対照的です。

スポーツ関係では、メジャーリーグでドジャースが二連覇。日本のプロ野球はセ・リーグ優勝の阪神タイガースとパ・リーグ優勝のソフトバンクホークスによる日本シリーズとなりましたが、ソフトバンクが4勝1敗で圧勝。車いすテニスの小田凱人選手がグランドスラム達成。大相撲では大の里が横綱昇進、ウクライナ出身の安青錦が優勝。こんなところでしょうか。


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