私が選んだボルドー白ワインベスト20
20位〜11位
#20 シャトー・トルトー・ショレ 1983

このワインもあまり知られてはいませんが、とてもチャーミングなワインでした
軽やかでさわやか、かといって
フルーツ&フルーティーだけでは無い
芯の様なモノを持ったワインでした。
#19 エール・ダルジャン 1992

シャトー・ムートンの手になる
白ワインですがエール・ダルジャンとは銀の翼の意味、ダルジャンはお金
をも指そうですからこの様なワインを
飲んでいるとお金に羽が生えて
飛んで行くと言う方もおられますが
新しい試みを見守りたいと思います。
#18 シャトー・レイノン 1992

ほとんど無名のワインですが
造り手の意気込みを感じます
非常に軽やかで綺麗な仕上がりです
食事とともに供されるワインとして
最も歓迎される優しさと言うか
強い個性を持たないワインです。
#17 カイユ・ブラン 1982

大きなネゴシアンコーディア社の
造る白ワインの中では最も評価が
高いのがこのワインでしょう
しっかりとした造りは好感が持てます
畑からのテロワールと言うよりも
造り手のポリシーが感じられ
非常にクリーンで清々しいワインです。
#16 シャトール・パープ 1966

このワインは随分熟成が進んだ状態
で飲みましたが、大変面白い経験でした含まれる要素が解きほぐされて
非常に柔らかくなりまるでソーテルヌ
のワインを飲んでいるような印象を
与えてくれました、やや甘いフィニッシュで楽しいワインでした。
#15 シャトー・ド・フュザール 1985

このワインもテロワールが良く出ています、鉱物質の堅い味わいがなかなか
男性的です、キリッと引き締まった
妥協を許さない、造り手の姿勢が
伺えます。
#14 イグレック 1988

ご存じディケムがたまに発表する
辛口ワインですが、良くも悪くも
非常に個性的です、香りはご本尊の
ディケムを連想させるハニーな物ですが味わいに甘さはあまり有りません
不思議なバランスのワインです。
#13 パヴィヨン・ブラン
       ド・シャトー・マルゴー
          1966

このワインはメドック最高の白ワイン
には違い無いでしょう、熟成した香りは
香ばしく鼻腔をくすぐりやや甘みを感じ
さす味わいはバランス良く非常に快適
でした。
#12 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ 1987

同名の赤ワインよりも白の方が評価が
高いというグラーブ産ワインならでは
と言うワインです、コストパフォーマンス
と言うことでは、難しい面もありますが
ボルドーの白ワインとして外すことは
出来ないでしょう。
#11 シャトー・レーヌ・ヴィニョー 1967

このワインは、私が初めて口にした
甘口ボルドーワインでした、貴腐の香り
ムンムンと言うタイプでは無かったので
かえってスムーズに楽しむことが出来ました、サラリとした上品な甘さで
しつこさが無く、大変可憐なワインでした。