#20 | シャトー・マルゴー 1978 寂しい'60年代から'70年代を過ごした マルゴーですが遂にカムバックしたのがこのヴィンテージです、前年に今の所有者に買い取られ全面的に改良されて超弩級のワインが復活しました パワフルで剛腕なスタイルはこの年から始まるのです。 |
|
#19 | シャトー・シュヴァルブラン 1985 いつ飲んでも安心していられるのがこのワインです、早い段階から飲んでも 解りやすい、素直に美味しさを表現できるワインです、バランス感覚に特に 目を見はるモノがあります。 |
|
#18 | シャトー・ペトリウス 1982 このワインが18位と言うのも変に思われるでしょうが、何度か飲んだ中で まだ本当の姿を見せてくれませんでした、圧倒的な濃さと存在感は凄いですが、まだまだ飲むには早いのかも 知れませんね。 |
|
#17 | シャトー・レヴァンジール 1985 このワインも何度か飲みましたが 早い段階ではあまり印象深い点は有りませんでした、一度熟成の階段を登り始めるや否や陶然たる香りを放ちだしメルローの特徴である果実味を前面に押し出して、とても魅力的なワインに変貌しました。 |
|
#16 | シャトーマルゴー 1983 肉感的で豊満なスタイルのマルゴーですが'82とよく比較されます、'82はどのシャトーも素晴らしいモノのオンパレードですが、'83はマルゴーの独壇場でしょう、とってもパワフルなワインです。 |
|
#15 | シャトー・ラフィット・ロートシルト 1976 現在のスタイルとは異なるタイプの ラフィットですが'76はその典型では無いでしょうか、スレンダーでしなやか優しいタンニンのスタイリッシュなワインでした、このヴィンテージのスターです。 |
|
#14 | シャトー・シュヴァルブラン 1952 私の誕生年のワインです、このワインもメルローの特徴が前面に出て果実の甘みが最初にあり、非常にこなれたタンニンや酸が後から付いてくる素晴らしい構成でした、熟成と言う魔法は何度掛けられても良いモノですね。 |
|
#13 | シャトー・レオヴィル・ラカーズ 1928 これだけ熟成が進んで来ると、葡萄品種の垣根が取れてしまいそうです 溢れかえるような芳香を放ち素晴らしいバランスを保っていました、残念ながらグラスに注いでからは変化が早く 気難しいワインでしたが、十二分に堪能させてくれました。 |
|
#12 | シャトー・ピション・ロングヴィル コンテス・ド・ラランド 1979 いわゆるスーパーセカンドと言われる ワインの一つですが、このやや小さい ヴィンテージに於いて最も成功を 納めたワインでは無いでしょうか 果実の凝縮と言う点では一歩譲りますが過不足のない構成で素晴らしいバランスを保ち、非常にチャーミングなワインでした。 |
|
#11 | シャトー・オーブリオン 1929 このワインは、とてもはかないワインでした十分に生きているとは言えないかも知れませんが、グラスに注いだ瞬間の芳香は素晴らしい物がありました、しかしグラスのなかでは数秒の命、あっという間に酸っぱくなってしまったのですが、それでも非常に印象に残るワインの一つです。 |