#10 | モンラッシェ マルキ・ド・ラギッシュ 1978 ジョセフ・ドゥルーアン このドメーヌのモンラッシェが香り味わいのどの点をとってもスタンダードだと思います、このワインを標準に他のドメーヌの力関係を判断することにしていますが このヴィンテージはとても素晴らしい出来映えで印象深いです。 |
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# 9 | コルトン・シャルルマーニュ 1979 ルイ・ラトゥール このコルトンシャルルマーニュもスタンダードだと思いますが、特別にこのヴィンテージが素晴らしいと言うのではなく、絶妙のタイミングで飲むことが出来とても印象に残っているのです、他のヴィンテージも飲みましたがこの年を 越える印象を与えてくれた物はありませんでした。 |
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# 8 | ピュリニー・モンラッシェ・コンベット 1955 エチエンヌ・ソゼ 40年以上経過した白ワインと言うことで少し不安が有りましたが、抜栓と同時に不安は吹き飛びました、何たる健全な香り、全くひねた要素が有りません重厚でまだまだ存在感が有ります 白ワインの寿命とはいったいどれくらい有るのでしょうか? |
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# 7 | ピュリニー・モンラッシェ・クロ・デュ カイユレ 1990 シャルトロン・エ・トレビシュ モンラッシェのお隣でシュバリエモンラッシェとも接している畑ですがあまり知名度は高くありません、この造り手は ネゴシアン活動もしていますので同じようなラベルで間違いやすいですがドメーヌ物は高品質です。 |
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# 6 | モンラッシェ 1983 D.R.C. 数あるモンラッシェの中で最もヘビー級はこのワインでしょう、初めて飲んだときはまるでオイルを飲んでいるようで口中にまとわりつく異様な感覚に 度肝を抜かれました、とても美味しいという感覚とは縁遠かったのですが 抜栓後二時間を経過しだした頃から妖しげな芳香を放ちだしとてつもない ワインへと変貌しました、D.R.C.の造るワインの中で最もヘビーなワインですくれぐれも赤ワインの後で飲むようにしましょう。 |
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# 5 | コルトン・シャルルマーニュ 1983 ジョルジュ・ルーミエ '83年に素晴らしい赤ワインを造った このドメーヌですが、白ワインもまた 傑出していました、前に出過ぎない 樽のトーン、分厚い酸味と心地よい 香り、抜群のバランス感覚 どれを取っても一級品でした。 |
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# 4 | バタール・モンラッシェ 1966 ドメーヌ・ラモネ 30年以上経過した白ワインには リスクが伴うモノですが、このワインは 全くネガティブな所がありませんでした 強烈なポテンシャルを秘めた白ワインの長寿を改めて思い知らされた思いでした。 |
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# 3 | コルトン・シャルルマーニュ 1974 ドメーヌ・マルトレイ このワインを初めて口にしたのは今から4〜5年前です20年も経った白ワインはリスクが伴いがちですが、このワインは想像を遥かに超えて生きながらえ古酒とは思えぬ元気さでお前も頑張れと励まされたワインです。 |
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# 2 | シュバリエ・モンラッシェ レ・ドモワゼル 1986 ルイ・ジャドー社ご自慢の白ワイン ですが、この村の旗頭ル・モンラッシェ よりもこちらの畑の方に力が注がれて いる感じがします、非常にオイリーでは ありますが、上品で高貴、流石に ご自慢の畑だけのことはあります。 |
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# 1 | モンラッシェ 1985 ドメーヌ・ラモネ 数あるモンラッシェの中でもラモネの物は最もエレガントではないかと思います、透き通る様な透明感を持ちながら十二分の存在感があるシャルドネの辿り着く究極の世界を見た思いでした。 |