私が選んだシャンパーニュベスト20
10位〜1位
#10 ゴセ・グランミレジメ
      ブリュット 1979

このシャンパンハウスの特徴は
何と言っても質実剛健でしょう
爽やかなシャンパンとは対照的な
ボディの厚い飲みごたえのある
スタイルは独特のモノでこのハウス
のファンが沢山いらっしゃいます。
# 9 シャルボー・サーティフィケイト
      ブラン・ド・ブラン
        1979

このシャンパンもブランドブラン
ですがまた違った印象があります
バランスが優れて中庸なボディ
スタイルなのですが食事と共に
供されるのであれば素晴らしい
世界を演出してくれることでしょう。
# 8 クリュッグ・クロ・デ・メニール
        1980

このシャンパンもシャルドネのみで
造られます、有名なメニール畑産
です、テタンジェと比べると強大な
酸が支配する大変堅い印象の
シャンパンでした、優しさとは又
違う猛々しさの様なモノに惹かれま
した。
# 7 テタンジェ・コント・ド
       ・シャンパーニュ
       1981

ボランジェやクリュッグとは対照的
なスタイルのシャンパンハウス
です、特にこのコントドシャン
パーニュはシャルドネだけで造
られたいわゆるブランドブランで
その透明感軽やかさが際だちます
とても爽やかで透明感のあるスタ
イルは心惹かれます。
# 6 ボランジェ・アネラール
        RD 1975

英国王室御用達のシャンパンハ
ウスの一つボランジェですが
日本での知名度は今ひとつで
しょうか、このシャンパンはとにかく
雄々しく骨格がしっかりして
飲み応えのあるタイプです、
中でも優良年のみの生産となる
アネラールは一級品です。
# 5 モエ&シャンドン キュベ
   ドンペリニオン 1970

またまた登場のドンペリニオン
ですが古酒の領域に入りだした
モノは又違う次元へと向かいだし
ます当然ながら発泡力は落ちて
いきますがかえってその方が柔ら
かくなり私の好みに合ってきます。
# 4 ローラン・ペリエ
   グランシエクルロゼ 1982

このシャンパンは全く期待せずに
飲んだのですが大変嬉しいことに
期待を裏切って素晴らしいモノが
出て参りました、色調の美しさ
バランスの良さキメの細やかさ
プレミアムシャンパンに要求される
要素を全て高い水準で持ってい
ました。
# 3 モエ&シャンドン キュベ
   ドンペリニオン 1980

最も有名な銘柄ですが全てが
最高とはなかなかいきません
この1980年は私の好きな
ヴィンテージです、複雑な香りと
絹のようなテクスチュア
申し分がありません。
# 2 クリュッグ 1961エキストラ・セック
        プライベート・キュベ

クリュッグのシャンパンは至高の
モノですが、中でもプライベート・
キュベの表示があるモノは、
なかなかお目にかかれません、
1ケースの中でも味のばらつきが
ありましたが、ガスの抜けたモノ
ですら最高級の白ワインですし
ガスがしっかりしているモノは
とても口では表現出来ない、
芳香と複雑さを持ちこの世のモノ
とは思えませんでした。
# 1 クリュッグ 1982

色々なビンテージのクリュッグに逢うことが出来ましたが最も印象深いのは’61のプライベートレゼルブですが、シャンパンとしての完成度は'82が止めを指すでしょう、完璧なバランス非常に細かな泡立ちアルコール嫌いの愛娘がこれは美味しいとお代わりをしてくれました。