私が選んだモーゼルワインベスト20
10位〜1位
#10 ベルンカステラー・ドクトール
   ウント グラーベン
リースリング アウスレーゼ
      1971
     Dr.タニッシュ

ドクター畑の所有者の中で
最も名の通ったのがタニッシュ
ですが、この当時では当たり前
だった隣の畑の産物との
ブレンドで造られたワイン
何と言っても’71は優れたバランスの年、ここ中モーゼルの
ワインも素晴らしい酸と糖の
ハーモニーを楽しませてくれました
# 9 ゼーリガー・フォーゲルザンク
1983アイスヴァイン
      州立醸造所

このワインは15年近く熟成させて
から飲みましたが、まだまだ酸度が
高く、これから先も永い寿命を全う
する事でしょう。
熟成したアイスヴァインはB.A.とまた
一味違った、清楚で透明感のある
ワインとなり、うっとりします。
# 8 ベルンカステラー
     ドクトール'70
アウスレーゼ・クリスト
     アイスヴァイン
        ダインハート社

モーゼルの有名銘柄ドクトール畑
の三大持ち主の一人ダインハート社のワイン、これは12月25日に収穫されたので、ラベルにクリストと記されています、アイスワインでもアウスレーゼクラスは甘みも程良く酸とのバランスも素晴らしくチャーミングなワインでした。
# 7 ベルンカステラー・ドクトール
   リースリング
 ベーレンアウスレーゼ
1976 ラウエルブルク家

ドクター畑所有者の御三家の
一つラウエルブルクの手になる
BAですが、流石に’76の
ポテンシャルは高く、屈強な酸と糖度のバランスは素晴らしく
とてつもない寿命を持っていると思います。
# 6 シャルツホフベルガー1989
          T.B.A.
トリアー慈善施療院醸造所

まだまだ、若々しいワインでしたが
色々な要素がたっぷりと編み込まれた
ニットのセーターの様でした。
暖かく豊満で包み込んでしまうような
包容力を感じました。
# 5 アイテルスバッヒャー
カルトホイザーホフベルガー
リースリング
トロッケンベーレンアウスレーゼ
   1959
H.W.ラウテンシュトラウフ家

最も長い名前で最も小さいラベルが張られる事で有名なこの
ワインですが、このボトルは
幾つかの畑の産物が混じっている可能性があります
しかしその様なことは小さい事
です、非常にチャーミングな
ワインで楽しませてくれました。
# 4 エルデナー・プレラート
   リースリング
トロッケンベーレンアウスレーゼ
    1990
    Dr.ローゼン

この様なワインはもっと時間が
経過してからでないと、判断が
つきかねますが、とてつもない
ポテンシャルを秘めています
今飲んでも只々甘いだけで
良さが分かりません
何年か後に酸が見え出す頃に
もう一度飲んで見いものです。
# 3 アイテルスバッヒャー
カルトホイザーホフベルガー
リースリング
トロッケンベーレンアウスレーゼ
   1971
H.W.ラウテンシュトラウフ家

最も長い名前で最も小さいラベルが張られる事で有名なこの
ワインですが、このボトルは
幾つかの畑の産物が混じっている可能性があります
しかしその様なことは小さい事
です、非常にチャーミングな
ワインで楽しませてくれました。
# 2 エゴン・ミュラー家
シャルツホフベルガー'87
アイスヴァイン

モーゼルワインの最高峰エゴン・ミュラー家のアイスワイン、強烈な酸と糖の凝縮、鋼のようなボディと甘露な容姿を併せ持った、とてつもないワインです
このワインの熟成した姿はどの様な
ものになるのでしょうか。
# 1 ヴィルティンガー
   ブラウネクップ'76T.B.A.
    トリアー慈善施療院醸造所
優しく爽やかでイメージ通りのモーゼルワイン、完璧なバランスで唸らせてくれました、繊細そのもののワインです本当に素晴らしいワインに出会うと人は言葉を無くし、ただただ感動するのみ