研究テーマ選択・考案のポイント

1. 一般的には正しい信じられている（常識・定説など）が、実は最近十分に検証されておらず、妥当性が疑わしい事柄を探し出す。両論があり、どちらが正しいのか決着がついていない事柄も良いでしょう（この種の事柄は、検証不足である場合が多いからです）。
2. 単なる「調べもの」に終わらず、社会現象の発生メカニズム（因果関係）についての仮説を立てられそうな事柄を探し出す。
   

推薦文献

樋口裕一、2000、『ホンモノの文章力――自分を売り込む技術』（集英社新書：0056E）、660円＋税。

樋口裕一、2003、『ホンモノの思考力――口ぐせで鍛える論理の技術』（集英社新書：0200E）、660円＋税。
大前研一、2005、『質問する力』（文春文庫）、税込500円。

参考
  間淵ゼミ及び間淵自身の最近の研究テーマ（順不同）

1. 日本人論批判（日本人の世論の多様性に関する国際比較・時系列比較）
2. 階層帰属意識
3. 日本人の社会的不公平感、公正観
4. 日本における外国人犯罪に関する新聞報道の状況と犯罪統計の対応関係
5. 日本におけるＣＭの内容分析（テレビＣＭにおけるジェンダー・外国人・高齢者等の描写のされ方）
6. 絵馬の内容分析
7. 市町村歌の歌詞
8. 小中学校・高等学校校歌の歌詞
9. 日本における労働組合に対する労働者意識の変遷

以上