センテナリオ
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主催者挨拶

スケルトン定借普及センター 竹井隆人
 

前田裕資

 今日はお暑いなか、 センテナリオ見学会と当セミナーにお越し頂きまして有り難うございました。 私は司会進行を担当いたします前田と申します。 普段は学芸出版社というところで、 編集をやっております。 また、 今日お訪ねいただいた202号室に入居することになっております。

 では早速でございますが、 今日のセミナーの主催者であるスケルトン定借普及センターを代表して竹井様の方からご挨拶をいただきたいと思います。 よろしくお願いします。


優秀なプロジェクトチーム

竹井隆人

 主催者を代表してご挨拶を申し上げます。 竹井と申します。 住宅金融公庫に勤めておりまして、 現在、 東京支店に勤務しております。 今から2年半前まで大阪支店に勤めており、 そこで4年間まちづくり関係の仕事をし、 その時にこのスケルトン定借の仕組みの普及・実践をしたものです。

 今回ご見学いただいたセンテナリオの事例は、 地主さんに、 普及センターが、 事業者、 コーディネーター、 設計者、 あるいはゼネコンさんをご紹介して、 プロジェクトチームを組んで支援していくという役割を担ったものです。 関西では塚口、 芦屋に続いて、 三棟目のプロジェクトになります。

 私は二年半前に、 そのプロジェクトチームを組んだところで、 関西を旅立ったわけですが、 今日拝見すると、 とても良い建物ができておりまして、 安心いたしました。 もちろん大変優秀な方々によるプロジェクトチームでしたので、 心配はしていなかったのですが…。

 まず地主さんが絹川さんという方なのですが、 公成建設にお勤めの方でこの計画をご理解して情熱を持って取り組んでいただいて、 この方が地主兼ゼネコンさんという形になりました。 それからコーディネーターには事業センスをお持ちの優秀なコーディネーターである岡本さん、 それから設計者は都住創やヘキサでコーポラティブをずっと手がけてこられた設計のプロである安原さんです。 その方々によってプロジェクトチームを組み、 完成を見ることができました。


京都での「スケルトン定借」の普及へ

 京都では初めての「スケルトン定借」事業です。 しかしまわりを見ますと、 京都では「スケルトン定借」どころか定借の事業をほとんど見ることができません。 今日は地主さんもいらっしゃるようですが、 この「スケルトン定借」の仕組みは地主さんにとってもそうですし、 入居者にとっても良い制度・仕組みだと思います。 今日は錚々たるメンバーの方々がご講演されますので、 是非お聞き取りになって、 感じるところを持たれて、 さらに第二、 第三、 第四の事業を皆さんで立ち上げていただければと思います。 簡単ではございますが、 挨拶に代えさせていただきたいと思います。

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