カラーシャドー(色つきの影)
平成9年青少年科学の祭典(京都大会)にてカラーシャドーのブースを出展したものです。
平成9年11月2日、3日実施
これがカラーシャドー(色つきの影)です。
白熱電球による影の色はやはり黒です。
光源は上は赤色、真ん中は緑色、下は青色となっています。
赤、緑、青のライトをつけた時
スクリーンに写ったものをデジタルカメラで撮りました。
色々な色の影ができています。
左から赤、緑、青のみの照明を当てたときの様子です。
影のできる位置が微妙に違います。
赤と緑のライトをつけた時
影の部分に赤と緑の光が見えます。
赤と青のライトをつけた時
影の部分に赤と青の光が見えます。
緑と青のライトをつけた時
影の部分に緑と青の光が見えます。
影に色が付く説明
緑のライトを当てたときにできる影の位置(緑の光が届かない場所)に
赤の光が届くと影の色が赤色になります。
逆に赤のライトでできる影の位置(赤の光が届かない場所)に
緑の光が届くと影の色が緑色になります。
影のないところ(赤と緑の光が届くところ)は人には黄色に見えています。
そのため、あたかも影に色が付いたように見えるのです。
赤、緑、青のライトをつけた時の説明
赤、緑、青のライトを照らすとできる影の位置に、他のライトから来る光が届くと
その部分に色が付きます。
ただし、例えば赤と緑が重なった場合は人の目には黄色に見えており、
緑と青が重なった場合はシアン色に見えています。
影のできていないところは赤、緑、青の光が重なっており、人の目には白色に見えます。
このようにして影に色々な色が付いているように見えているのです。
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