プロデュース
dB−SOFT 発売日1987年7月12日 プレイ機種 PC-8801版
発売当初からちょっとは気になってたゲームでした。それまで、モンスターを倒すゲームは掃いて捨てるほどあったけど、モンスターを使って人間を脅かすゲームなんて思いもつかなかったし。ただ買おうとまでは思わなかった、人間を脅かすゲーム、、、んーわかんないなぁ、、、面白いのかな?って言う感じで。
それでそのままで、何かの話の時には「ああ、あったねぇ、そーいうゲーム」って話してたくらいだったんだけど、これも、1993年にデウリングなんかと一緒に先輩にもらった。、、、そういえばあのころは、ファンタジー系のRPGなんかに出てくるモンスターとは違った、こういうおどろおどろしいモンスターが出てくるゲームって結構あったような、、、これとか、デウリングとか、死霊戦線とか、白夜物語とか、、夜中に一人ではみたくない系の(^^;
ゲームのフロッピーだけしかもらってないんで、マニュアルはないからどんなストーリーがあったのかなぁ、、、ゲームのフロッピーはそのあと、「これおもしろいやん、借りてく!」って持っていかれたままだから、確かめようもないし、、、仕方ないんでログインにのってた広告から引用すると、「それは、ささやかな遊び心から始まった・・・ ある少年が自らに潜む魔性に目覚めた時からこのドラマは始まる。ステージはスラム化の波に住民が脱出してしまったダウンタウンのとあるマンション。夕暮れがもう一瞬でブルーに変わろうした時3人の影が朽ち果て始めたファサードに映った。・・・そしてさらにもう一つの異様な影が、建物を包み込むように静かに動いた、、、凄惨なシュミレーションが今始まった。」、、、ムチャムチャ面白そう。
モンスターの住み着いている、ある20階建ての、廃虚と化した洋館に3人の人間が迷い込んでくる。プレイヤーは30種類の妖怪を操って、妖怪の出現場所と時間を決めて、迷い込んできた若者を脅かして、上の階へと追い込んでいく。そして夜が明ける前に3人を最上階へと追い込むと、、、どんなエンディングが迎えられるのかは、、、知らない(^^; 終わらせる前に持っていかれちゃったから(^^;
エンディングはともかく(スッゴク気になるけど)、このゲーム結構ムズイ、というかなれるまで時間がかかった。若者たちの次の行動を予測してモンスターを配置しなければ、全然うまく行かなかった。「くそー、あと一歩のところで、、、」と、なりがちだったし、、、脅かしすぎて人間を殺してしまったらゲームオーバーだったし、人間たちも反撃することもあって、攻撃を受けるとモンスターもダメージを受ける。やられると死んじゃうし、、、
このゲーム、少し経ってから、TAKERU(パソコンゲームの自動販売機みたいな物)でも発売されたんだけど、そのときの広告には、「シミュレーション=戦争物と言う概念を打ち破った」って書いてあったんだけど、まぁ、そこまで言うと大袈裟な気もするけど、あながち外れてもないカナって言う感じ。
あと、このゲームで変わっていたことは画面が三人の若者を映し出すモンスターの目みたいな感じの画面になっていて斬新で良かったです。あと、BGMも雰囲気があってよかった。特にゲーム中は心臓の鼓動だけが聞こえていて、ゲームの内容をホント盛り上げてくれる。終わらせ屡前に持っていかれちゃったのがとっても残念なゲームです。機会があればまたやってみたい、、、
僕の心の偏差値 57(終わらせてないので、はっきりは言えないけど、、、)
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