第3回

 第2回から一年くらい開いてましたが、その間、フルスクラッチ用に1Kg缶のポリパテを買ったまでは良かったものの、 普通のキット製作に使用していたらそのうち揮発成分がとんでしまい、大部分が硬化してしまったり、 3体目の芯を作った所で元絵に矛盾が大量に発生して頓挫したり、 4体目の芯を作ったら行方不明になったり、前回の写真の物の顔だけシリコンで型を取ってポリパテに置き換えて見たりと、 要は迷走していた訳です。

 現在は第1回目に掲載した物が何となく完成し易そうと言うアバウトな理由でキット製作の合間のマンパワーを投入しているところです。「初心忘れるべからず」と言う奴ですね。
 第1回から時間が経過している事も有り、前回には無かった部分がかなり追加されています。まあ、後髪以外はココ2週間での作業と言うのは秘密ですが・・・ 当初は総ファンドでの造形を試みたのですが、硬化待ちの時間が余りにも長く、右腕の肘から手首迄をを盛り付けるだけでも一日仕事で、これでは永久に完成しそうも無かったので、ポリパテとエポキシパテを投入しました。エポキシパテは混ぜてから30分もすれば十分に硬化するものなのですが、 均一に混ざり切らないのが悪いのか、ナイフ等で切り出すとポロポロと崩れるので、大まかに切り出した後は、使い慣れたポリパテでの盛り削りで最終的な形だしをする方法を採っているのですが、今の所これが最も高効率の様です。


 手を入れなければならない所を挙げるとすれば全部と言う按配で、 実質的には芯状態なので戦いはこれからなのですが一応全てのパーツが揃いました。


 顔付けすらしていないので、無意味な絵と言う可能性も否定出来ませんが、一応アップです。



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