作品紹介/P.ことり座
P.ことり座は、日本一小さな人形劇。上演時間は1分ちょっと。上演スペースわずか畳1枚。
観客はヘッドフォンを付け、「箱」の中を覗き込む形で観劇します。
1回の上演に対して定員は1〜2名。
「箱」の前のイスに座ると、ヘッドフォンから音楽を合図に観客自ら扉を開き、「箱」の中で繰り広げられる世界を鑑賞します。
観客1人にひとりに対して操演されるため、観客は贅沢なライブ感を一人占めできます。
この形態こそ、まさにP.ことり座のオリジナルスタイルです。
◇1963年〜1967年、京都市立呉竹養護学校(現・京都市立呉竹総合支援学校)の生徒達によって生み出された歌を、歌曲集「ことりになりたい」として、音楽教師・故玉村信雄氏がまとめて8曲の小作品につづりました。
◇”P.ことり座”は 、この歌曲集「ことりになりたい」の小さな願いや思いを届けたいと結成。
歌と人形の世界を「小さな箱の中」に表現するべく、人形劇に携わる様々な人達が取り組むプロジェクトです。