 
東日本大震災・価値観の一変
 
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伝わってくる情報は、
 日増しに増大する危機的な状況を伝えている。
 東日本の危機的な状況は、世界の価値観をすっかり変えさせてしまった。
 ”福島ショック”である。
 ますます増大するエネルギーへの依存・・。
 しかし世界は、今回の震災を経験することによって脱原子力発電へとシフトしたようだ。
 日本の出来事はひとごとではないのだ。
 すでにアメリカでもヨーロッパでも原発への見直しが始まっている。
 当の日本であってもそのようだ。
 私たち国民は余りにも原発について知らなかった。
 いや、無知でありすぎたのだ。
 国民の意識は、脱原発へと向きを変えることだろう。
 日本の総電力の27パーセントを原発に依存してきた社会。
 東日本大震災に見まわれ停止に追い込まれた福島原発と女川原発、
 その発電量だけでもおおよそ総電力量の6パーセントなのだから。
 計画停電どころではない、
 私たちのライフスタイル・
 生活スタイルそのものを変えなければならない事態へと進んでしまったのだ。
 
 2000年前のイエス・キリストの十字架の出来事は、
 ひとりの人がすべての人のために死んだという出来事は、
 まさしく私たちの価値観を根本から変えさせるに十分だった。
 
 「 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
 それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、
 永遠のいのちを持つためである。
 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、
 御子によって世が救われるためである。」
 (新約聖書・ヨハネによる福音書・3章16~17節・新改訳聖書)
 
 このイエス・キリストの出来事に耳を傾けた人たちこそ、
 過去にとらわれず、
 評価済みのものにとらわれず、
 まったく新しい価値観で生きようとするクリスチャンたちなのだ。
 やがて来る神の支配の国・御国への切符を手に入れた人たち。
 
 東日本大震災は、私たちにさまざまに語りかけている。
 耳を傾けなかったことへの報いとして、
 東日本大震災から学ぶことが出来るのか否かによって、
 日本の将来が決まるかもしれない。
 しかし、管首相の記者会見を聞くかぎり、
 未来へのグランドデザインは無いにひとしい。
 これからの日本はどこへ行こうとしているのだろうか、
 また、どこへ連れて行こうとしているのだろうか・・・・。
 北白川 スー
 
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Wrote up on April 02, 2011.